滝田洋二郎監督×二宮和也主演『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』のブルーレイ&DVDに収録されるビジュアルコメンタリーの収録レポートが到着した。

1930年代の満州で天皇の料理番・山形直太朗(西島秀俊)が考案した究極のレシピ集“大日本帝国食菜全席”。太平洋戦争開戦によって消息を絶った山形とともに、レシピも散逸されてしまっていた。歴史に消えたレシピの謎を追うのは、どんな味でも再現できる、絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ天才料理人・佐々木充(二宮和也)。山形の過去を辿っていくうちに、そのレシピが歴史をも揺るがす大きな陰謀を孕んでいたこと、そして最後の一皿“ラストレシピ”に隠されていた壮大な愛のメッセージに気づく。“大日本帝国食菜全席”が消えた謎を追うミステリー仕立てのストーリーを軸に、満州の歴史、家族の絆、親子の絆、そして友情・同志との絆など壮大な愛の物語を描く感動作。

本作のブルーレイ&DVD豪華版の映像特典には、メイキング映像や、TOHOシネマズ上野の開業と公開初日を祝い、豪華キャストと監督によるテープカットセレモニーの模様をはじめ劇場公開時に行われたイベント映像集など、豊富な特典メニューが並ぶ。さらに、二宮和也、西島秀俊、そして滝田洋二郎監督によるビジュアルコメンタリーを収録。2つの時代を行き来しながら描く本作は、二宮が2002年パートの主人公を、1930 年代パートの主人公を西島が演じているため、出演パートが異なる二人の想いが交差する、見どころ満載の内容になっている。

今回、ビジュアルコメンタリー収録が初挑戦となる二宮和也、西島秀俊、滝田洋二郎監督の3人。「これ、どうしたらいいんですかね?何回か(映画に)見入ってしまうと思う」と話す二宮、西島も「絶対途中で油断すると思う。あ、映ってたんだった!って」と困惑。滝田監督も「どうなる事やら」と不安を隠せない様子だったが、本編がスタートしてからは、監督への質問や当時のエピソードなど話は尽きず、見どころ満載のビジュアルコメンタリーとなった。

二宮が2002年パート、西島が1930年代パートと、時代設定が別のパートでそれぞれ主人公を演じているため、自身が撮影に参加してないシーンに対しては特に興味津々で、滝田監督への質問も多く、窓の外に広がる海が美しいシーンでは「ブルーバックで撮影していて、海は合成です」と滝田監督が明かすと、二宮も西島も「そんなことバラしちゃっていいんですか!?」「この世界にいても分からない。監督って本当に凄いですね」と驚嘆した。

また、本来は役者へお茶の入れ方や料理の手さばきなどを指導するために現場に来ていた技術指導の先生が、実際に出演しているシーンもあり「あの後ろでお茶を入れている女性は、先生ですよ」と二宮が明かすと、「滝田監督らしいですね~。本物が演った方が一番上手いっておっしゃられていましたよね」と西島が続けた。撮影初日は日本料理店のシーンで、ここでも“本物”が登場する。このシーンは実在するお店を借りて撮影を行っており、二宮は「あいよーってセリフを何度も何度も練習している人がいて、あいよーって一言なのに、ずいぶん練習するな、と思ってよく見てみたら本物(の料理人)で驚いた」と、爆笑エピソードも明かしている。

綾野剛、宮﨑あおい、竹野内豊、西畑大吾、兼松若人ら共演者について、同じパートに出演していた二宮、西島がそれぞれ撮影当時のエピソードを話したり、滝田監督がキャストの魅力を語っているが、逆に、別の時代パート共演者について、二宮、西島はそれぞれ完成した本編を見ての印象も話している。料理が主役とも言える本作では、撮影でも本物の料理を使って撮影しているシーンが多い。

豪華な料理が多い西島パートでは、西島演じる山形シェフがほとんどのシーンで出来上がった料理を味見しており、二宮が「いいなぁ、美味しそうだな~」と羨み、さらに撮影が終わるとその料理はキャストとスタッフで食べたことが明かされると「(2002 年パートには)こんなお肉なかった!」「チャーハン食べるシーンばっかりだった!」と口惜しそうだった。二宮の嘆きは料理だけでない。1930 年代パートで山形シェフの妻を演じる宮﨑あおいが、夫を諭すように少し厳しい言葉で話をするシーンがあるが、2002 年パートでは音声のみの回想となっているため、「西島さんはあおいちゃんから直接(厳しい言葉を)言われるからいいけど、僕は同じセリフを演出部の人から言われるんですから」と、恨み節だった。

本編が終了してエンドロールになると、滝田監督が「(ビジュアルコメンタリーは)初めてでしたけど、なかなかおもしろかったですね」と言うと、3人とも「あっという間でしたね」と口を揃えた。二宮は「試写で観る時とはちがう。こうやって話しながらは見られない。」と言い、西島も「(映画の)半分は出演していないから、そうだったんだっていうことが多くて、出演者だけど(知らなかった)いい話が聞けた」と初挑戦したビジュアルコメンタリーを振り返った。さらに二宮はつぶやくように「おもしろかったなぁ・・・」と言いながら「でもこれ、観てる人は面白いんですか?」と不安気に言うと、「面白いでしょ!だって、手品の種を明かしているようなものなんだから!」と西島になだめられ、「そうですよね」と納得していた。

このビジュアルコメンタリーは『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』Blu-ray&DVD豪華版に収録される。豪華版にはこのほかにもメイキング映像や、TOHOシネマズ上野の開業と公開初日を祝い、豪華キャストと監督によるテープカットセレモニーの模様をはじめ劇場公開時に行われたイベント映像集が収録され、豊富な特典が収録されている。

『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』Blu-ray&DVD 豪華版共通ジャケット


映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』ブルーレイ&DVDは5月30日(水)発売!
■Blu-ray 豪華版 7,500円(税抜)
■DVD 豪華版 6,500円(税抜)
■DVD 通常版 3,800円(税抜)
※Blu-ray&DVDレンタルは5月23日(水)より開始
監督:滝田洋二郎
出演:二宮和也、西島秀俊、綾野剛/宮﨑あおい、西畑大吾、兼松若人、竹嶋康成、広澤 草、グレッグ・デール ボブ・ワーリー、大地康雄、竹野内豊/伊川東吾、笈田ヨシ
発売元:テレビ朝日 販売元:東宝
©2017 映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」製作委員会 ©2014 田中経一/幻冬舎