ドラマ『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』で高嶺瑠夏(通称:タカルカ)を演じる賀喜遥香、瀬戸流歌(通称:セトルカ)を演じる筒井あやめにインタビューを行った。
本作は、高校のプラモデル部を舞台に性格も好き嫌いも違う2人のルカによる、高校生活最後の⻘春を描くホビー・ヒューマンドラマ。地元の望ケ丘高校に通うごく普通の女子高生・高嶺瑠夏(通称:タカルカ)と瀬戶流歌(通称:セトルカ)。幼馴染の2人は昔からいつも一緒にいるため、周りから“ルカルカ”と呼ばれている。部活には入らず帰宅部のまま高校三年生を迎えたある日、友人から言われた「毎日学校来て、ただ家に帰るだけって代わり映えしないね」という言葉にタカルカは悶々とする。そんな時、校舎の奥にお菓子でデコレーションされた教室を見つけ、誘われるように入るとそこは廃部寸前となっていたプラモデル部だった。顧問の蓬田先生(通称:よもさん/岡田義徳)に勧められプラモデルを作ることにした2人は、その不思議な魅力に惹かれていき、徐々に他の生徒や学校を巻き込んでいくことに…。W主演として、高嶺瑠夏(通称:タカルカ)役を賀喜遥香、瀬戶流歌(通称:セトルカ)役を筒井あやめが演じる。
筒井 私はめちゃめちゃ安心します。1人の現場はガチガチで、心細い気持ちで向かうんですけど、今回はかっきーがいるから本当に安心してクランクインができました。すごく楽しくできているなと思います。
賀喜 私も不安というか、初めてなことが多くてどうしようと思って。このドラマのこともそうですし、グループのことも何でも相談できるあやめんがいてくれて、本当に楽しく撮影しています。
賀喜 私が「これどういう風に言ったらいいかな?」とか、「こうしてみようか」というのはあります。しっかりと話し合ったことはないですけど、その場面の時にちょこっとだけ。
賀喜 私は(筒井とは)趣味とかが真逆だと思っています。
筒井 確かに。
賀喜 (筒井は)結構アウトドアなんですけど、私はインドアだし、好きなものとかも真逆ですけど、ルカルカも性格が正反対みたいなところがあるので、そこはすごく似ているなと思いました。同期として隣でずっと加入した時からやらせてもらっていて、7年近く一緒にいるので通じ合っていると思います。
筒井 同志みたいな感じですね。
筒井 同期は同期なんですけど、年齢がかっきーの方が年上で、私は普段からお姉さんというイメージだったので、同い年の幼馴染というのがすごく新鮮で、同い年になれたことが嬉しいです。
賀喜 ずっと一緒にやってきて、友達でもあり、メンバーでもあり、家族みたいな感じでもあるので、同級生というのも嬉しかったです。何にも違和感がないです。年の差は3歳ありますけど、(筒井が)大人っぽいので、年の差を感じたことは今までに全然なかったので、違和感がないですし、高校生役で同い年になれたのが嬉しいです。
賀喜 面倒くさがりなところは似ているなと思いつつも、同級生役の渉くん(山崎竜太郎)と言い合いばかりするシーンがあるんですけど、私は弟とも喧嘩したことも言い合いとかもなくて。家族とか弟とかに接するみたいな気を許している感じで、セトルカとかみんなに接して欲しいと言っていただいたので、できるだけ作り込まない方がいいのかなとか思って、もし家族と喧嘩するとなったらどういう風に言うだろうと想像してやってみたりしています。でも、自分にないことを想像するのは難しいです。
筒井 私はセトルカちゃんが柔らかい印象なので、柔らかい雰囲気を出したいなと思っています。喋り方もゆったりというか、のほほんとしている感じで、普段の私もふわふわしているねとよく言われるので、そこではあまり苦戦はせず、普段の私もありつつな感じです。ただ好きなことに没頭する時の瞬間とかは、普段の私にはない場面なので、そこのお芝居は難しいなと思いました。
賀喜 私は、小さい頃からプラモデルが身近にあって、お父さんがすごく好きで、弟と私とでみんなで作って遊んだりしていました。一人暮らしを始めても一人で作ったりするくらい好きなので、私はこの作品に関わらせていただけてすごく嬉しいです。
賀喜 私一人だと、エヴァ(エヴァンゲリオン)が好きなのでエヴァばかり作っていたりします。実家にいた時は、お父さんと弟が、初代の「機動戦士ガンダム」が好きなので、ひたすらガンダム、ガンダムという感じ。あと弟がユニコーンガンダムを好きなので、それを代わりに私が作って、弟が遊んだりもしています。
筒井 私は本当にゼロです。プラモデルの存在も『量産型リコ』で知りました。実物を見たのもこのドラマが始まる前にプラモデルの練習をやらせていただいた時に初めて見て、「こんなにパーツが小さいんだ」というところから始まりました。でもその練習が楽しくて、何かに集中してやることが好きなので、プラモデルの魅力をそこで初めて知りました。説明書の見方も分からなかったので、かっきーに教えてもらいました。
筒井 最初はちょっと難しかったです。ギリギリを切るのが難しかったんですけど、だんだんと掴んできてからは結構サクサクいけるようになりました。細かい作業は好きですし、集中して何かをすることも好きなので、プラモデルは本当にいい1人での時間のすごし方というか、いい趣味だなと思いました。
筒井 私はアニメはあまり詳しくないので、バイクとか乗り物系とかは興味があります。
賀喜 私が演じるタカルカちゃんはプラモデルに興味がなかったタイプだし、プラモデル部に入って初めて作るんですけど、切るのも大雑把に切るタイプで。私はキレイにパーツを取り外したりするし、手慣れてる感じもあるかなと思うので、まだ作るシーンは撮っていないんですけど、その部分が難しいかもしれないという話を皆さんとしています。すごく気になっちゃうと思うんですけど、タカルカちゃんは多分そういうタイプなので、どうしようかなと考えています。
筒井 編み物です。ひいおばあちゃんが使っていたかぎ針をもらったのがきっかけで。それまでは編み物は知らなかったんですけれど、もらったし使ってみようと思ってやり始めたら、すごく楽しいです。
賀喜 アニメが昔からずっと好きなんですけれど、1つ1つの作品との出会いはそういう感じかもしれないです。私がすごく好きなアニメは、1人でテレビをつけて、たまたまやっていたアニメがすごく面白くて、その時から今までずっと好きなんです。そういう自分から知りにいったものではなくて、たまたま出会って好きになったものは運命を感じるし、自分が救われるところもあるなと思うので、プラモデルにたまたま出会ったのはルカルカからしたらすごく運命的な出会いだったんだろうなと。
賀喜 最近はライブリハとかライブが一番青春です。
筒井 このルカで制服を着てすごく青春しています。
賀喜 さっきプールシーンの撮影だったんですけど青春を感じました。スイカ食べてね。
筒井 私はしました。『リコ』の時にライブとかが重なって大変だったらしくて。だから私たちも多分、全国ツアーのリハーサルが被るので大変だろうけど頑張ってねと言ってくれました。
賀喜 私はまだ会えていないんですけど、『量産型リコ』はすごく人気で、乃木坂のファンも大好きで、私たちがこの『量産型ルカ』をやるということに対してものすごく喜んでくださって、すごく楽しみにしていただいているので、また愛される作品にできたらいいなと思います。いつかまた与田さんに会う時があったら、胸を張って会えるように頑張りたいと思います。
賀喜 どこまで続くかなー!
筒井 このドラマは最後の方は高校3年生。
賀喜 今回は高校生だから、次は大学生とか社会人かな。
筒井 確かに大学生はいいかも。
賀喜 夢に向かって頑張る2人みたいなのは?
筒井 うんうん。
賀喜 プラモデル会社に入っちゃって再会みたいなのも。
筒井 それ面白そう、ありえそう。
【写真・文/編集部】
木ドラ24『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』
【放送】
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送/2025年7月3日スタート(毎週木曜深夜24時30分~25時)
BSテレ東/2025年7月9日スタート(毎週水曜深夜24時~24時30分放送)
【配信】
各話放送終了後から、映像配信サービス「Lemino」にて第1話から最新話まで独占見放題配信予定
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer、Lemino)にて見逃し配信★TVer では便利な「お気に入り登録」をお願いします!★
出演:賀喜遥香(乃木坂46)、筒井あやめ(乃木坂46)
山崎竜太郎、小林桃子、尾本侑樹奈(LINKL PLANET)/岡田義徳
©「量産型ルカ」製作委員会