『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』現代劇初挑戦の野村萬斎と宮迫博之が10年ぶりに再会する元お笑い芸人を演じる『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』に、木村文乃と杉咲花がダブルヒロインとして出演することが発表された。

野村が演じる仙石和彦は残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める人間嫌いの元・お笑い芸人、宮迫は口は悪いが仙石が唯一本音でぶつかれる元相方の丸山竜治を演じる。これまでにないコンビで、様々な事件に挑んでいく。

今回Wヒロインとして発表された木村は、謎めいたピアノ教師・沢村雪絵を演じる。沢村はある日、突然行方不明になるが、仙石と丸山が昔組んでいたコンビ、マイティーズのファンであったことから仙石は捜査を依頼される。もうひとりのヒロイン、杉咲が演じるのは女子高生ピアニスト・秋山亜美。沢村のピアノの教え子で、沢村が好きだったマイティーズに捜査を依頼しようと所属事務所にアポなし訪問をする。

木村は「脚本が、サスペンスとしても人の気持ちを思う人間ドラマとしてもとても面白かったです」と作品に対する期待を語り、「この作品は、笑いあり涙あり切なさありという言葉がとても似合う贅沢な作品になっていると思います。私はそこに少しでも力を添えられたらと思っています。是非、楽しみにして下さい」とコメントした。

10代ながらも抜群の演技力が高く評価されている注目の女優、杉咲は「萬斎さんは優しくて素敵な方です。今回、萬斎さんが演じる仙石さんがすごく面白くて。笑うの本当に我慢しています(笑)」と撮影を楽しんでいる様子。「この作品が面白くなるように皆さんと一緒に頑張って撮影しています。楽しみにしていてください」と語った。

本作は現在撮影中で、8月末にクランプアップ予定。

映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は2016年ゴールデンウィークに全国で公開!

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