『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

本年度カンヌ国際映画祭「ある視点部門」において、日本人初の監督賞に輝いた黒沢清監督作品『岸辺の旅』の日本凱旋披露試写会が10日(木)、都内で行われ、主演の深津絵里、浅野忠信、黒沢清監督が出席した。

本作は『悪人』で第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞した深津絵里と、『マイティー・ソー』でハリウッド映画デビューを果たし、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野忠信という国際的に活躍する2人が夫婦役として”究極のラブストーリー”を演じた話題作。

今回の舞台挨拶で、5月のカンヌ国際映画祭以来、4ヶ月ぶりに3人が揃い、同映画祭で受賞した際の賞状を初めて目にした。深津は「やっと喜びを分かち合える」と喜びを表現。また、初めて賞状を目にし、「かっこいいですね。監督の名前がどーんって書いてあるのはジーンとしますね」とコメント。浅野も「なかなか見れないものですからね」と喜びを分かち合っている様子。黒沢監督は「岸辺の旅」がアルファベットで書いてある。オリジナルの発音をそのまま記載している」と賞状にあるタイトル表記について嬉しさをコメントした。

同映画祭について、浅野は「場所的にも素敵な場所。みんなで映画を楽しむ魅力的な場所」と何度もカンヌに参加している浅野らしい表現。また、初カンヌとなった深津は「特別な場所なんだなと。朝から夜が明けるまで映画の話をしている」と独特の雰囲気であることを表現した。また、揃ってレッドカーペットを歩いたことについて「レッドカーペットも混んでいて渋滞していた。車で15分待ったけど、時差ぼけで眠たい時間帯だったので、これからレッドカーペットを歩くのにうとうと寝てしまった」と会場の笑いを誘った。上映後、拍手が鳴り止まなかったことが話題となったが、そのことについて浅野は「上映後に拍手していただいてそこで終わらなかった。劇場で手ロビーでも拍手してもらった。経験したことがない」とコメントした。

黒沢監督は「やっと『岸辺の旅』をお見せする日が来たなと感慨深く思っている。夫婦が想像しているはるか先まで旅しているので、ハラハラしながら行く末を見守ってください」、深津は「映画の中で描かれている死生観が神秘的で美しくて心を動かされたという意見が多かった。日本の方にはより繊細に深く届いてくれると信じている。黒沢監督の世界を楽しんで」、浅野は「夫婦を演じてみたかった。一番いい形で夢が実現した」とコメントしている。

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

『岸辺の旅』日本凱旋披露試写会

映画『岸辺の旅』は10月1日(木)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
(配給:ショウゲート)

©2015 「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS