新鋭・真利子哲也監督の衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』の衝撃の予告編が解禁された。

『桐島、部活やめるってよ』で真利子哲也とともに日本アカデミー賞優秀賞を受賞した喜安浩平が脚本を担当、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎と日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結した本作。

このたび柳楽らのむき出しの狂気がぶつかり合う予告編が解禁された。ただひたすらにケンカを繰り返す主人公・泰良（柳楽優弥）に触発されるように凶行に及ぶ裕也（菅田将暉）。二人は通行人に次々と襲い掛かり、その危険な遊びに巻き込まれる那奈（小松菜奈）だが彼女もまた狂暴な一面をのぞかせている。狂暴すぎる泰良を兄に持つ将太（村上虹郎）も今にも爆発してしまいそうなヒリヒリとした雰囲気を漂わせている。

音楽は、フリーキーな先鋭的ビートを探究するロックバンドZAZEN BOYSを率いる向井秀徳が、今回はジャズ・ミュージシャンと特別編成。フリージャズ的なアプローチで映像と凶暴に絡みつくスコアと、エンディング・テーマ曲「約束」を制作。向井の音楽から多大な影響を受けた真利子監督からの直接の依頼を受け、かねてから真利子作品に興味を寄せていた向井による待望のコラボレーションが実現している。

本作について向井は「この映画には言い訳が無い。この痛みに理由がない。混乱を恐れていない。とにかく、強い。こんな日本映画をずっと待っていた。また新しい何かが始まる気がする。この映画に音楽として参加させてもらったことを私は光栄に思う。」と熱いコメントを寄せている。新鋭・真利子監督×若き才能たち×向井秀徳の奇跡のアンサンブルは日本映画の枠を突き抜ける。