『生きうつしのプリマ』

『ハンナ・アーレント』の監督&主演で贈る母と娘の感動ミステリー『The Misplaced World(原題)』が『生きうつしのプリマ』の邦題で、2016年7月16日(土)より全国で順次公開されることが決定した。

『ハンナ・アーレント』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督とバルバラ・スコヴァが再びタッグを組んだ本作は、オペラとジャズで彩られた母と娘の感動ミステリー。ドイツの美しい風景と、ニューヨークの壮麗なアーチに飾られたMETやセントラルパークが広がる。スコヴァが一人二役で挑むのは、秘密を抱えたカタリーナとエヴェリン。仕事も恋もうまくいかず、さらに母のもう一つの顔と向き合うことになる悩めるゾフィを『帰ってきたヒトラー』の日本公開が控えるカッチャ・リーマンがしゃれたユーモアを交えて演じる。

愛し合っていたはずの亡き妻に「復讐される」と口にする父、母の墓に供えられる贈り主不明の花束、記憶を失くしたカタリーナの母親が隠す古い写真―。積み重なった謎が解き明かされ、母の真実の姿が現れる時、まるで霧が晴れるかのように自分の道を見つけるゾフィ。欠点や過ち、行き違いや不運、それこそが人生の味わいであり、生きることを愛する術を教えてくれる。

今回解禁された予告編は、ゾフィが母とうり二つのカタリーナの存在を知るシーンから始まる。母とカタリーナの関係を探るためニューヨークを訪れたゾフィ。カタリーナに拒絶されながらも、亡き母の封印された過去を求めニューヨーク、ドイツ、イタリアと巡り、真実へと近づいていく様子がミステリアスに描かれるとともに、愛する母のもう一つの顔と向き合うゾフィの姿に心が揺さぶられる。ポスタービジュアルは、背景にはネットニュースの記事のカタリーナ、彼女を求めて見知らぬニューヨークの街を彷徨うゾフィ、二人の女性の姿を赤と青で印象的に描かれており、“母を知る旅”の始まりを予感させるビジュアルになっている。

「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられて唖然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生き写しの女性が映っていた。彼女の名前はカタリーナ。メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でもドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界の違うスターだ。父は「どうしても彼女のことが知りたい」と、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれでミステリアスなカタリーナに振り回されながらも、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの顔があったらしい―。

『生きうつしのプリマ』 (1)

『生きうつしのプリマ』ポスター

映画『生きうつしのプリマ』は2016年7月16日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開!

監督・脚本:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:カッチャ・リーマン、バルバラ・スコヴァ
配給:ギャガ

©2015 Concorde Filmverleih / Jane Betke