『太陽を掴め』あらかじめ決められた恋人たちへ

都会を生きる若者たちの青春群像『太陽を掴め』の劇中音楽を「あらかじめ決められた恋人たちへ」のバンドマスターである池永正二が担当することが発表された。

第27回東京学生映画祭でグランプリと観客賞をW受賞した中村祐太郎監督が渾身の一作として送り出すのは、「音楽」をテーマに、都会に生きる若者たちにスポットを当てた青春映画。過去作でも中村監督とタッグを組んでいる木村暉が、再び共同でオリジナル脚本を生み出した。出演するのは、『ディストラクション・ベイビーズ』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の吉村界人、『俳優 亀岡拓次』の浅香航大、『ピンクとグレー』『森山中教習所』の岸井ゆきのとまさに日本の映画界を担っていく若きキャストが勢ぞろいしている。元子役で現在はミュージシャンのヤット(吉村)と、フォトグラファーのタクマ(浅香)、タクマの元恋人ユミカ(岸井)を中心に、音楽を題材にそれぞれが歯がゆさを感じながらも日々を生きる。

今回本作の劇伴を叙情派インストゥルメンタルユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」のバンドマスターである池永正二が担当することが発表された。池永は『味園ユニバース』(2015)で日本映画批評家大賞2016映画音楽賞を受賞するほか『モヒカン故郷に帰る』(2016)など日本を代表するトラックメイカーとして活躍しており、熱い青春物語を、激しくエモーショナルな楽曲、優しく寄り添うような楽曲などのメロディが彩る。

中村祐太郎監督 コメント

「真っ赤な青春群像劇」である『太陽を掴め』には、叙情的でエネルギッシュな劇伴が必要でした。池永正二さんと制作中の劇伴によって、まるで鮮血がほとばしるような感情が映画に与えられました。本作が完成を迎えたとき、きっと武者震いが起きることだろうと思います。ご期待下さい。

池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ) コメント

叫び、悩み、挫け、泣き、走り、また叫び、ぶつかり合って散り散りに弾けとんでしまう。めずらしい程に純粋な青春映画です。今、制作中なのですが、とても良い映画になりそうです。是非、観に来てください。

また、本作の完成・公開に向けたクラウドファンディングの受付期限が迫っている。本作の劇場鑑賞券、中村祐太郎監督特集上映(渋谷アップリンクにて11月開催予定)のフリーパスなどを特典(リターン)として用意。サイン入りポスター、劇中使用の写真集のレプリカなど、ここでしか手に入らない特典も多数あるので、お見逃しなく。9月12日(月)23:59 まで MotionGallery にて受付中。

『太陽を掴め』SC10

『太陽を掴め』SC20

『太陽を掴め』SC70

『太陽を掴め』SC150

映画『太陽を掴め』は2016年12月下旬よりテアトル新宿ほか全国で公開!
監督:中村祐太郎
出演:吉村界人、浅香航大、岸井ゆきの、三浦萌、森優作、内田淳子、松浦祐也、古舘寛治、柳楽優弥
配給:UNDERDOG FILMS
©2016 UNDERDOG FILMS