『五日物語-3つの王国と3人の女』

世界最初のおとぎ話を大人のダークファンタジーとして映画化した『五日物語-3つの王国と3人の女』が第29回東京国際映画祭 特別上映作品として上映されることが決定した。

『ゴモラ』(2008)『リアリティー』(2012)でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを2度受賞した鬼才マッテオ・ガローネ監督が、17世紀初頭に生み出された世界最初のおとぎ話「ペンタメローネ(五日物語)」を独創的な美的感覚で映像化した本作。そこに描かれているのは、400年の時を経た現代と変わる事のない、残酷なまでの 女の“性(さが)”。グリム兄弟にも多大な影響を与えた「ペンタメローネ(五日物語)」の物語の数々から、3つのストーリーを1つのテーマのもと結びつけた。マッテオ・ガローネ監督が元画家の感性を十二分に発揮して、ゴヤの版画集や古典ホラー映画からインスピレーションを得た、壮麗な中に不気味さを漂わせる映像と皮肉に満ちたストーリーが融合した、どんな映画にも似ていない唯一無二の大人のファンタジーとして誕生した。

今回本作の公開日が2016年11月25日(金)に決定し、さらに公開に先駆けて10月25日(火)より開催される第29回東京国際映画祭に特別上映作品として出品されることが決定した。日本公開が決定して以来、一般の方のTwitterでの本作紹介ツイートが“2万リツイート”・“3万いいね”を記録するなど、シネフィルやゴシック好き、アート愛好家を中心に話題となっている本作。東京国際映画祭で一足早く鑑賞してみてはいかがだろうか。

『五日物語-3つの王国と3人の女』 (1)

『五日物語-3つの王国と3人の女』 (2)

『五日物語-3つの王国と3人の女』ポスタービジュアル

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