『奇蹟がくれた数式』

奇跡と友情を描いた感動の実話『奇蹟がくれた数式』の公開を記念して「数学甲子園2016」に“KADOKAWA賞”が設置されることが決定した。

英国人数学者とインドの名もなき事務員が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を映画化した本作。独学で数学を学び、数学界に多大な貢献をもたらした“アインシュタイン並みの天才”と称えられるラマヌジャンを『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、英国人数学者G.H.ハーディをアカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズが演じる。舞台となるケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジの全面協力により、荘厳な知性の殿堂を舞台に、かけがえのない友情が生んだ歴史的瞬間がドラマティックに再現される。1914年の英国。数学者ハーディ教授は、インドから届いた一通の手紙に夢中になる。ハーディは差出人のインドの事務員ラマヌジャンを大学に招聘するが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる―。

今回、本作の公開を記念して、「数学甲子園2016(第9回全国数学選手権大会)」に特別賞として、“映画『奇蹟がくれた数式』公開記念KADOKAWA賞”が設けられ、本選出場チームの中から、ファイナルステージ進出を逃したものの優秀な成績をおさめた1チームへ授与されることが決定した。

今回で9回目を迎える数学甲子園には、237校484チーム1979人の予選を突破した36チーム(30校161人)が本選に参加する。若き天才の芽が熱き闘いを繰り広げる数学の大会として、全国の中学・高校・高専生が団体戦で数学の力を競う数学甲子園。数学の問題を解く力だけではなく、問題解決力、チームワーク、創作力、プレゼンテーション力など幅広い力が問われる。

数学甲子園2016(第9回全国数学選手権大会)

本選開催日:2016年9月18日(日)
本選会場:ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
特別賞:“映画『奇蹟がくれた数式』公開記念KADOKAWA賞”
主催:公益財団法人 日本数学検定協会
後援:文部科学省

『奇蹟がくれた数式』 (1)

『奇蹟がくれた数式』 (2)

『奇蹟がくれた数式』ビジュアル

映画『奇蹟がくれた数式』は2016年10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国で公開!

監督・脚本:マシュー・ブラウン 
原作:ロバート・カニーゲル著「夭逝の数学者・ラマヌジャン無限の天才」(工作舎)
出演:デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、スティーヴン・フライ
2016年/イギリス/108分

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