『アズミ・ハルコは行方不明』キャバ嬢ギャル

蒼井優主演『アズミ・ハルコは行方不明』の劇中で、高畑充希がキャバ嬢ギャルを熱演している場面写真が解禁された。

新鋭作家・山内マリコの同名小説を、『私たちのハァハァ』の松居大悟監督が映画化した本作。寂れた国道沿いに大型モールやファミレスなどが並ぶ郊外の街で、突然姿を消したOL安曇春子(28)。捜索願いのポスターをモチーフにしたグラフィティアートが不気味に拡散される。主人公アズミハルコ役を蒼井優、アズミハルコの顔をグラフィティアートとして拡散する若者集団「キルロイ」のメンバーを、「とと姉ちゃん」や『植物図鑑』の高畑充希、「ゆとりですがなにか」や『淵に立つ』など話題作への出演が続く太賀、「まれ」で主人公の弟役を演じた葉山奨之の3人が演じる。さらに加瀬亮、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩など実力を兼ね備えた個性派俳優陣が集結した。

今回解禁された場面写真では、高畑充希がキャバ嬢ギャルを熱演している様子が写されている。とと姉ちゃんと正反対の超派手な“キャバ姉ちゃん”役のギャップに、作品を鑑賞したマスコミからは驚きの声が上がっている。文字通り体当たりの演技で、その演技の幅に広さに改めて絶賛の声が集まっている。高畑が本作で演じる木南愛菜は、地方都市に暮らすハタチのギャル。大学を中退し地元に帰ってきたユキオ(太賀)に成人式で再会し、なんとなく遊んだりセックスしたりする中に。彼と一緒にいたいという一心で、彼が暇つぶしに始めた「行方不明の女の顔」のグラフィティ拡散を一緒に始める。

高畑充希(木南愛菜役)コメント

撮影時期は愛菜がわからなくてわからなくて、ただただがむしゃらだったので、完走した時にちゃんと1人の人間になっていて本当にホッとしました。愛菜に出会えて、ハルコチームに出会えて、良かったです。(とと姉ちゃんから愛菜まで、ふり幅の拾いキャラクターを演じるにあたり)とと姉ちゃんも愛菜も、自分自身とは相容れない部分があるキャラクターだったのでとても難しく、だからこそ余計に愛おしく。そういうチャレンジをこれからも積み重ねていきたいな、と思いました。あと単純に、朝ドラの直後がアズミハルコ、というのは、なんて素敵なタイミングだろう!と。お客さんにニヤッとしていただければ幸せです。

『アズミ・ハルコは行方不明』

映画『アズミ・ハルコは行方不明』は2016年12月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督:松居大悟
出演:蒼井優、高畑充希、太賀、葉山奨之、石崎ひゅーい、菊池亜希子、山田真歩、落合モトキ、芹那、花影香音、柳憂怜、国広富之、加瀬亮
配給:ファントム・フィルム
©2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会