『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』ポスタービジュアル

天才振付師ミルピエの挑戦を追うドキュメンタリー映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』の予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。

世界最高峰の芸術を提供する“パリ・オペラ座”の芸術監督に史上最年少で就任した天才振付師バンジャマン・ミルピエ。『ブラック・スワン』の振付師で、女優ナタリー・ポートマンの夫として知られる彼は有力候補を押しのけ、史上最年少でパリ・オペラ座の芸術監督に大抜擢される。350年以上の歴史と伝統を誇る名門に挑み、次々と革新をもたらしていくが、就任後わずか1年半ほどで芸術監督を辞任する。なぜミルピエは起用され、辞任へと導いたのか?彼はパリ・オペラ座に何をもたらしたのか?本作では、ミルピエの芸術監督として初の仕事であり、彼が歴史と伝統に対峙しながら挑む演目『Clear, Loud, Bright, Forward』のバックヤード、そして完成までの道程をスタイリッシュかつ圧巻の映像美で描いている。

今回解禁された予告編では、冒頭で『ブラック・スワン』の振付が縁で結ばれた、妻ナタリー・ポートマンの姿も捉えている。ミルピエは、オペラ座の伝統に対し「階級制度は必要ない」「差別的な考えは破壊すべきだ」と持論を表明し、国籍や階級に関係なく自らが選んだ若手ダンサーたちを表舞台へと率いていく。ともに公演を作り上げるのは、ルー・リードやビョークの「メダラ」「高速のドローイング」に参加したピアニストのニコ・マーリー、レディ・ガガとのタッグでも知られる、気鋭のファッションデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペン。しかし、ダンサーの怪我、ストライキや衣装の不具合など次々にトラブルが起こり、ミルピエを追いこんでいく―。豪華な装飾に包まれたガルニエ宮を舞台に、次世代スター・ダンサーたちの躍動する美しい演技も見どころの映像となっている。

『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』 (5)

『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』

映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』は2016年12月23日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマほか全国で公開!
監督:ティエリー・デメジエール、アルバン・トゥルレー
出演:バンジャマン・ミルピエ、レオノール・ボーラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アクセル・イーボ
配給:トランスフォーマー
2015年/フランス/110分
©FALABRACKS,OPERA NATIONAL DE PARIS,UPSIDE DISTRIBUTION,BLUEMIND,2016