『ミュージアム』試写会(小栗旬登壇) (1)

小栗旬×大友啓史監督がタッグを組む超戦慄サイコスリラー映画『ミュージアム』の試写会が10月31日(月)に都内で行われ、主演の小栗旬がサプライズで登壇した。

息をのむ衝撃のスリラーエンターテイメントである本作は、今最も勢いのある俳優・小栗旬が主演を務め、シリーズ累計興行収入125億円超の大ヒット作『るろうに剣心』で社会現象を作り上げた大友啓史監督がメガホンを取る。さらに尾野真千子、野村周平、大森南朋、松重豊など、日本映画界を牽引し続ける実力派俳優が競演。原作は、その過激な描写と緊迫のストーリー展開で、連載終了後も“ヤバすぎる!”とSNS上で拡散され、今もなお熱狂的な支持を受け続ける巴亮介の同名コミック。『るろうに剣心』の大友監督とワーナー・ブラザース映画が再びタッグを組み贈る巨大プロジェクトが誕生する。

この日、東京・よみうりホールで行われた試写会には多くの観客が集まり、1階・2階席ともに満席状態。MCが「まもなく上映を開始しますが、本日は急遽スペシャルゲストが来てくれました」と挨拶すると、舞台袖からカエル男のマスクを被ったゲストが登場。「今日はハロウィンなので、カエル男です・・・」となにやら落ち着かない様子で話し出すゲストだが、「お話しづらそうなので、マスクを外してもらえますか?(笑)」と司会から促されマスクを外すと、なんとその正体は、本作に主演の小栗旬。何も知らされてなかった会場からは割れんばかりの悲鳴と歓声が巻き起こった。今回の小栗の登場は「ちょっと近くにいたので(笑)」という本人からの発案で、観客だけでなく、マスコミにも一切の告知がされていないサプライズだった。

小栗にとっても珍しい“サプライズ”という形での舞台挨拶に「衣装もメイクもないまま、私服なんですけど、こういう風に何も知らされないで、サプライズをやるって嬉しいですよね」と話すと、客席からは拍手が送られた。また、実際に映画で使われていたカエル男のマスクを被った感想を「初めて被りましたけど、超息苦しかったです。(映画では)カエル男がアレを被って色んなことをしてますけど、さぞかし大変だったんじゃないかなと思いましたね(笑)」とカエル男の苦労を感じていた様子。

さらに「せっかくの機会なので」と観客から小栗への質問コーナーが行われ、映画の見どころについて「車に轢かれるシーンがあるんですけど、本当にスタントを使わずに僕がやった」と明かした。さらに「現場で大友監督に『轢かれてみようか!』と言われて『はい!』と言って4回位やりましたが、2回目くらいのときにもろに車にぶつかって、それを観ていたカエル男の中の人(妻夫木聡)に『アレはただの事故現場だったよ』と言われました(笑)」とエピソードを語った。続けて、カエル男の私刑でもしも自分がやられるなら?という質問には「全部嫌ですけど『ずっと美しくの刑』は眠ったままやられるのだったら・・・あとは全部痛そうなんで(笑)」と答えた。続けて「小栗さんの一番かっこいいシーンは?」という質問には「今回はですね・・・終始かっこいいんですよ(笑)」と笑顔で答えると、会場から大きな拍手が沸き起こった。

最後に、小栗の「いくよー!」という言葉を合図に、客席をバックに記念撮影。これから作品を楽しむ観客に向かって「自信をもってみなさんにお送りできるような作品になりました。じっくり観て楽しんでいただければ」とメッセージを送った。

『ミュージアム』試写会(小栗旬登壇) (2)

映画『ミュージアム』は2016年11月12日(土)より全国で公開!
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 巴亮介/講談社 © 2016映画『ミュージアム』製作委員会