木村暉、岸井ゆきの、吉村界人、浅香航大、中村祐太郎監督

木村暉、岸井ゆきの、吉村界人、浅香航大、中村祐太郎監督

第29回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門上映作品『太陽を掴め』の舞台挨拶が11月1日(火)に行われ、主演の吉村界人、浅香航大、岸井ゆきの、中村祐太郎監督、脚本を担当した木村暉が登壇した。

日本のインディペンデント映画を応援する「日本映画スプラッシュ」部門。本作は、新鋭・中村祐太郎監督が、吉村界人x浅香航大x岸井ゆきのという若手俳優を迎えて描く89分間の“真っ赤な青春群像劇”。心揺さぶる激唱で伝える、ヒリつくように純真な「青春×音楽」映画となっている。

「冒頭から役者とスタッフの熱量が感じられる」と岸井。吉村は「今しか出来ない映画で、今だからこそ言えることをセリフに落とし込んでいる。スッゲーかっこ悪いのが、スッゲーかっこいいと気づいてほしい」と挨拶した。また浅香は「まっすぐに生きる自分を信じる姿を思い返してほしい」と語った。さらに中村監督は、朝から取材を受けていた事を明かし「しみじみと思い返していた」と振り返った。

東京国際映画祭ではレッドカーペットでも元気な姿を見せていた中村監督だが、吉村は「すごくピースが溢れている。『なんでいつも明るいの?』と聞いたら『おれが暗かったらダメだろう』と言われたことが沁みている」と語った。そんな中村監督率いるスタッフの現場について岸井は「はやり言葉で言えば“カオス”。テンションが高い監督と、どうしたらいいか分からない役者陣」と話すと、すかさず中村監督は「そんなことない!びっくりした!」と全力で否定。会場は大きな笑いに包まれた。すぐに岸井は「間違えました、私一人で悩んでいました」と訂正。しかし続けて「熱量がすごくて、何を言っているかわからないけど熱量が伝わってくる、熱い現場だった」とコメントし、再び笑いを誘った。

浅香は中村監督について「独特で、抽象的な表現が多い。僕は好きで楽しかった。岸井さんほどカオスではなかった」とコメント。さらに「チャーミングで熱があって応援したくなる。監督の映画をみんなで作るんだと、日に日に一体感が増す現場でした」と明かした。

吉村界人

吉村界人

浅香航大

浅香航大

岸井ゆきの

岸井ゆきの


第29回東京国際映画祭は2016年10月25日(火)~11月3日(木)に六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催!

映画『太陽を掴め』は2016年12月24日(土)よりテアトル新宿、名古屋シネマスコーレほか全国で公開!
監督:中村祐太郎
出演:吉村界人、浅香航大、岸井ゆきの、三浦萌、森優作、内田淳子、松浦祐也、古舘寛治、柳楽優弥
配給:UNDERDOG FILMS
©2016 UNDERDOG FILMS