『娘よ』M

アカデミー賞パキスタン代表作品『娘よ』が2017年3月25日(土)より岩波ホールにて公開される。

アフィア・ナサニエルの初監督作品となる日本で初めて公開されるパキスタン映画。世界各国で映画賞を受賞し、アカデミー賞パキスタン代表作品に選出された。パキスタンの山岳民族間の掟に翻弄される母と娘が、掟から逃れるべく行動を起こす、追う者と追われる者の逃避行―。息を呑む絶景を背景に繰り広げられる緊迫のサスペンス。

パキスタン出身の女性監督であるアフィア監督が実話に触発されて構想を練ったという本作。母と娘が逃亡する中で「母親がいかに自身と娘を守ろうとするのかを描きたかった」と語っている通り、本作は母を娘の物語に仕上がっている。また「10年の歳月をかけ、この映画を制作した私は、実際に娘を持つ母親となり、幼い少女の結婚問題に目を背けることが出来なくなりました。毎年1400万人の少女が強制的に結婚させられているという事実は、大変受け入れ難いことです」と語っている。

『娘よ』ポスタービジュアル

映画『娘よ』は2017年3月25日(土)より岩波ホールにて公開!
監督・脚本・製作:アフィア・ナサニエル
出演:サミア・ムムターズ、サレア・アーレフ、モヒブ・ミルザ
配給:パンドラ
2014年/パキスタン、アメリカ、ノルウェー/93分
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