杉野遥亮、成田凌、横浜流星、松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、兼重淳監督

杉野遥亮、成田凌、横浜流星、松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、兼重淳監督

『キセキ -あの日のソビトー』の完成披露舞台挨拶が12月6日(火)に丸の内TOEIで行われ、松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、横浜流星、成田凌、杉野遥亮らキャストと兼重淳監督が登壇した。

劇場後方から満員となった観客の間を通りながらキャストが登場すると、詰めかけたファンからは大きな歓声が起きた。ファンの歓迎を受けた松坂は「素直に嬉しいです」と挨拶。また、成田は「人生初の舞台挨拶です。僕も楽しい気持ちです」と初めての舞台挨拶を楽しんでいる様子を見せた。

本作では、実在するGReeeeNのメンバーと関係者を演じるということで、松坂は「(自身が演じる)ジンさんにお会いしたら、感覚的なことを話す、吸引力がある方で、話したら緊張感がほぐれて、素直に現場に入れた」と明かした。菅田は、松坂とジン、菅田が演じるヒデと4人で食事に行ったエピソードで「ジンさんと桃李くんが似ているんですよ。ネイチャー感というか、動物的嗅覚みたいなところが似ていると思った」と、キャスティングについて語った。

劇中の写真を見ながらのトークコーナーに移り、ジンとヒデが兄弟喧嘩をするシーンの写真がステージ上に登場すると、菅田は「この時のあざが一週間くらい治らなかった」と暴露。松坂がすかさず「ごめん」と謝罪したが「謝られても傷は癒えない」と返し、場内からは笑いが起きた。次に、ヒデと、忽那が演じるヒデの恋人・理香のシーンでは「居心地がよかった」と振り返る忽那。菅田は「かわいい瞬間があって、好きなシーンではあります」と答えた。また、忽那は、2~3日だけの撮影だったというが「初めはしゃべらなかったけど、数時間でほぐれる感じがしました」と現場の空気の良さを明かした。

ライブシーンの撮影では「ただただ楽しんでいた」という成田。横浜は「(緊張よりも)楽しさが勝ちました」と笑顔で語った。また「4人でいると基本楽しそうで、うらやましかった」と話す松坂だが、自身が歌を披露したことについては「プロデューサー役なので歌わないですと聞いていたのに、台本を見たら1ページ目から歌ってるので騙されたと・・・」と苦笑。菅田が「マイクを持つ手がエロいです」とコメントすると、松坂は「そんなんじゃないから」と全力で否定する場面もあった。

続けて、本作のタイトルにちなみ今年起こった“キセキ”をフリップに書いて答えるコーナーで、松坂は「結婚」と書いたフリップを出すと、場内からは「えーーっ?」と悲鳴のような声が上がり、松坂は「僕じゃないです。共演した女優さんが結婚する」とコメントすると、菅田から「縁結びの神なんだ」と言われ「自分にいいことはない」と残念そうに返した。

最後に、菅田は「二兎を追う者が二兎を得るという実話が本当にあったということが演じながら勇気をもらいました」、松坂は「勇気をもらえる作品。自分がやっていること、これからやろうとすることを後押しされている気持ちになりました」とメッセージを送った。

本作は、GReeeeNの名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる“ある兄弟の物語”。GReeeeNのプロデューサー・ジンを演じる松坂桃李とジンの弟でGReeeeNのリーダー・ヒデ役の菅田将暉をW主演に迎え、家族との衝突を経て、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出す姿を描く。ヒデの恋人・理香役に忽那汐里、医者で厳格な父親・森田誠一役に小林薫、母・珠美役に麻生祐未が演じ、さらに平祐奈、早織、奥野瑛太、大村真司、野間口徹ら実力派キャストが共演する。

松坂桃李

松坂桃李

菅田将暉

菅田将暉

忽那汐里

忽那汐里

『キセキ ーあの日のソビトー』ポスタービジュアル


映画『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年1月28日(土)より全国で公開!
監督:兼重淳
主演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、早織、奥野瑛太、野間口徹、麻生祐未、小林薫
配給:東映
(C)2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会