「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」第4弾園子温監督『アンチポルノ』の予告編映像が解禁された。

製作開始から45周年を迎える日活ロマンポルノリブートプロジェクトの第4弾作品。主演は、2015年に公開された園作品のほぼ全作品に出演するなど、いま園子温がもっとも成長を期待する若手女優・冨手麻妙。冨手は「園監督の作品のためなら脱ぐ」と裸上等で難しい役どころに挑戦。相手役には、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞の『渕に立つ』での演技が高く評価されている実力派女優・筒井真理子。冨手が演じる京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー典子を演じる。冨手と筒井は、本作で初めて本格ヌードを披露し、美しく過激な問題作で本物の女優魂を魅せている。

今回解禁された予告編では、現実と虚構の世界が入り乱れていく園子温節全開の映像世界が描かれている。極彩色に彩られた部屋で、カリスマ小説家として生きる京子(冨手麻妙)と、マネージャーの典子(筒井真理子)のエキセントリックな会話にはじまり、京子が「お前は売女か」とムチ打てば、典子が「このド新人が」と激しくビンタで応酬する―。全く先の読めない怒濤の展開が描かれる。現実と虚構、サディズムとマゾヒズム、自由と不寛容、カリスマと奴隷。寝ても覚めても終わらない悪夢の中で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。

小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。現実と虚構、サディズムとマゾヒズム、自由と不寛容、カリスマと奴隷―寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。

映画『アンチポルノ』は2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・脚本:園子温
出演:冨手麻妙、井真理子
配給:日活
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