山崎静代、蒼井優

『アズミ・ハルコは行方不明』のトークイベントが1月15日(日)に新宿武蔵野館で行われ、主演の蒼井優と南海キャンディーズの山崎静代が登壇した。

今回のイベントでは、本作主演の蒼井優と『フラガール』(2006)で共演経験もある南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代を迎え、アラサー女子大激白イベントとなった。

蒼井は冒頭で「みなさん今日はありがとうございます。公開されてからだいぶ時間は経ちましたけど、まだこの作品に関われていることを嬉しく思います。そしてしずちゃん、今日はありがとうございます」と感謝の気持ちを表し、トークイベントの幕が開けた。本作を観た感想を問われた山崎は「なかなか良かったよ。優ちゃんの演技が素敵で。優ちゃんって何でこんなにお芝居できるんだろう?という目線で観たり」と感想を述べた。これに蒼井は「この映画は二度観ていただけると、より楽しめるちょっとズルい映画。だから、しずちゃんにもう一回観てほしいです」と楽しみ方を伝授した。山崎は「ここに来るよ!」と返し、笑いを誘った。

本作の特徴を「点と点が線で繋がる瞬間を最後まで引っ張っていて。最後の最後に分かる形になっている」と明かす蒼井は「点と点の段階で、お客様が自ら線にしようとしないほうが楽しめる映画。無理やり点と点を繋ごうとしちゃうと、その点が自身の中で絡まっちゃう」と語り、観客に対して楽しみ方をアドバイスした。劇中で蒼井演じるハルコが職場でハラスメントを受けるシーンについて蒼井は「原作の山内マリコさんの友達が実際に言われた言葉で。誇張されているのかと思ったけど実際あの場に立って芝居してみると生々しく言葉が聞こえてきた。撮影後に山内マリコさんに伺ったら『自分の友達が言われた言葉だから、どうにか文字にすることで復讐してやりたいと思った』と言われた」と撮影時を振り返った。

本作がロッテルダム国際映画祭、ニューヨークアジアフィルムフェスティバルへ出品されることが決まったと発表されると、蒼井は「行きたいな、オランダ!」と喜びを見せると、山崎は「私も行けますかね?」とツッコミ、笑いと拍手が起こった。

原作は、新鋭作家・山内マリコの同名小説。寂れた国道沿いに大型モールやファミレスなどが並ぶ郊外の街で、捜索願いのポスターをモチーフにしたグラフィティアートが不気味に拡散される。主人公アズミハルコ役を蒼井優、アズミハルコの顔をグラフィティアートとして拡散する若者集団「キルロイ」のメンバーを高畑充希、太賀、葉山奨之の3人が演じる。

【取材・写真・文/蔭山勝也】

蒼井優

山崎静代

『アズミ・ハルコは行方不明』ポスタービジュアル


映画『アズミ・ハルコは行方不明』は新宿武蔵野館ほか全国で公開中!
監督:松居大悟
出演:蒼井優、高畑充希、太賀、葉山奨之、石崎ひゅーい、菊池亜希子、山田真歩、落合モトキ、芹那、花影香音、柳憂怜、国広富之、加瀬亮
配給:ファントム・フィルム
©2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会