M・ナイト・シャマラン監督最新作『SPLIT(原題)』が『スプリット』の邦題で5月12日(金)より公開されることが決定した。

本作は、恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす、シャマランでなければ生み出すことができない強力なスリラー作品。挙動不審の男に拉致された女子高校生3人組。密室に閉じ込められた彼女たちはやがて、この男が“ひとり”ではないことを知る。神経質で潔癖症の青年デニスから、社交的で人懐っこいナイスガイのバリー、9歳の無邪気な少年ヘドウィグ、さらにはエレガントな女性パトリシア―。彼は23もの人格を持つ男だった。そして、驚くべき24番目の人格の発覚が彼女たちを絶望に陥れる―。

本作で“スーパー・ヴィラン”を演じるのは『X-MEN』から『つぐない』などの文芸作まで幅広いジャンルをこなす演技派ジェームズ・マカヴォイ。シャマラン作品初出演となる彼は万華鏡のようにキャラクターを変え、カリスマ性をも漂わせる。プロデューサーのジェイソン・ブラムをはじめ、『ヴィジット』のスタッフを再招集した本作。緊張感は見る者の内面に侵食し、脳を、内臓を揺さぶり、シャマラン史上、最も衝撃的なラストへと導く。観客の予想は裏切る、シャマランが放つ最新スリラーの行く末とは―。そして監禁された少女たちの運命は?その犯人が内に秘めた、想像を絶する人格とは?

女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらう。しかし、それが悲劇の始まりだった―。見知らぬ男が車に乗り込み、3人は眠らされ、拉致される。目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない―。どうすれば逃げられるのか?3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからさっきの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは―女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」。絶句する少女たちに、今度は屈託なく、「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだった。密室で3人の女子高生VS 23人の人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、もうひとり、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた―。果たして彼女たちは脱出できるのか?

映画『スプリット』は2017年5月12日(金)より全国で公開!
監督・製作・脚本:M・ナイト・シャマラン 
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ、ヘイリー・ルー・リチャードソン
2017年/アメリカ/117分
配給:東宝東和
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