ふなっしー、竹内力

トム・ハンクス主演『王様のためのホログラム』の公開を記念したイベントが1月30日(月)に都内で行われ、俳優で映画製作も手掛ける竹内力とふなっしーが登壇した。

元気よく飛び跳ねながら登場したふなっしーは「疑似体験が出来た映画」と本作の感想を語ったが、舞台であるサウジアラビアには「行かない」と断言。その理由を「めっちゃ暑いからドラフルーツになっちゃう」と笑いを誘った。続けて、スーツに身を包まれて登場した竹内力は、初対面のふなっしーに対して「先ほど裏で飛び蹴りした」と冗談を飛ばすと、ふなっしーはすかさず「そんなことできるわけないなっしー!」と全力で否定。

アクション映画以外のイベントに登場するのは珍しいと自身も驚いている様子の竹内。映画については「ハラハラドキドキさせられる。名演とサスペンス調の物語に引き込まれていく。アクションがなくて、ここまで引き込まれていくのは珍しい」と称賛した。ここで竹内が銀行員だったことに触れられると、ふなっしーは「闇金ですか」と思わずポツリ・・・。竹内が「帰る!」とステージを降壇していくと、ふなっしーは土下座して謝罪し会場は笑いに包まれた。そんな竹内の銀行員時代の写真が披露されると、ふなっしーは「荒れ狂う成人式の写真みたい」とコメントし、竹内は「この当時はネクタイを締めたことがなかった。今は大人になったので、今日は締めています」と振り返った。

「やりつくして何をやればいいのかわからなく、モチベーションが上がらない」と悩みを明かすふなっしーに、竹内は「この際、映画を同じく海外に行く。宇宙へ飛び立つ」とアドバイス。ふなっしーは、カタコトかな英語を話せると明かし、さらに「(この映画を観れば)サウジアラビアと英語の勉強が出来る」とアピールした。最後に竹内は「人生をどう生きるかを考えた時に、感じるものがある」とメッセージを送った。

アカデミー賞に5度のノミネート経験があるトム・ハンクスが大絶賛し、自らが主演を務めた本作。ベストセラー作家デイヴ・エガーズの小説を、『クラウド・アトラス』でトム・ハンクスとタッグを組んだトム・ティクヴァ監督が描く。エリート人生から転落した男に与えられたミッション―それは、砂漠で王様に最先端の映像装置<3Dホログラム>を売ること。神秘の国で彼を待ち受けるハプニングとは?

竹内力

ふなっしー


映画『王様のためのホログラム』は2017年2月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国で公開!
監督・脚本:トム・ティクヴァ
原作:デイヴ・エガーズ「王様のためのホログラム」(吉田恭子訳、早川書房刊)
出演:トム・ハンクス、サリタ・チョウドリー、アレクサンダー・ブラック、ベン・ウィショー、トム・スケリット
配給:ポニーキャニオン
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