騙しあいと復讐が繰り広げられる官能サスペンス『お嬢さん』のパク・チャヌク監督が2月に来日することが決定した。

全世界で成人指定映画として異例の大ヒットとなった詐欺師とメイドとお嬢様による過激なエロスと騙し合いを描いた本作。1939年、日本統治下の朝鮮半島を舞台に、スラム街で詐欺グループに育てられた孤児の少女・スッキ(キム・テリ)、莫大な財産の相続権を持つ美しい令嬢・ヒデコ(キム・ミニ)、“伯爵”と呼ばれ、ヒデコの財産を狙う詐欺師(ハ・ジョンウ)らの思惑が入り乱れ、騙しあいと復讐が繰り広げられていく。パク・チャヌク監督の集大成ともいえる本作は、韓国では成人映画(R19指定)のオープニング記録を更新している。

その姿は、まるでお嬢様がふたり―。今回解禁された特別映像は、侍女がお嬢様を操り、お嬢様は侍女の欲望を刺激する、極限の騙し合いの始まりが描かれている。伯爵になりすました詐欺師が屋敷に招かれ、晩餐会を催す。そこですっかり葡萄酒に酔ったお嬢様は、スッキにも着飾るように指示をする。コルセットを締め上げ、下着姿があらわになるなど、着替え合いをすることで、二人の距離は縮まっていく。スリである侍女スッキが着替えも満足にできないお嬢様を「まるで侍女の人形ね」と心の中でたくらみ、彼女の宝石を今にも手にいれんばかりの欲望を抑えて演技をしているようだ。着飾ったスッキはまるで令嬢のように見え、その姿を見て秀子お嬢様は意味深な笑顔を浮かべる。二人と詐欺師の極限の騙し合いは今、始まったばかり―。

映画『お嬢さん』は2017年3月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国で公開!
監督:パク・チャヌク
出演:キム・テリ、キム・ミニ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン
配給:ファントム・フィルム 
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