広井王子、要潤、桐山漣、佐野ひなこ、武田真治

連続ドラマ「コードネームミラージュ」の製作発表会見が3月10日(金)に都内で行われ、桐山漣、要潤、佐野ひなこ、武田真治、広井王子が登壇した。

本作の製作が決定するまでに6本の脚本があったと明かす広井。本作について「銃を撃つ主人公はしゃべらないほうがいい」という考えを明かし、主人公のミラージュこと森山真一を演じる桐山は「本当にしゃべらないです。ドラマの主人公がこれだけしゃべらないのもなかなかない。演じている僕からするとセリフがほしいですが、しゃべらないところをどう演じるか」とその難しさを振り返った。

それに対して、警察庁公安特殊課課長の御崎蔵人を演じる要は「ミラージュがしゃべらない分、ひたすらしゃべってます」と笑顔を見せ、さらに今後の展開について広井に聞いたところ「「沖縄に左遷されるところまでは決まっている。予算はないのでセットだと思います。たぶん何かやらかすんでしょうね」と笑いを誘った。また天才ハッカーを演じる佐野は「ハッカーの講習会に参加した。優勝した方から指導を受けている」と役への本気度を明かした。物語の重要な展開を握るはずの武田は「ラスボス感を出してるけど、果たして僕がラスボスなのか」と曖昧な説明に終始し、場内からは笑いが起きた。

本作への出演にあたり、1か月間にわたりアクションを叩き込まれたと明かす桐山だが、参考にした作品はキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』だという。さらに「洋画にヒントを得ながら、要素を取り組んで作っています」と本格的なアクションを期待させる発言が飛び出した。さらにリアリティを出すために「危ないことをしていると思いながら演じていないです。それが逆に見ている人にはダークヒーローに見えれば」と桐山が語ると、要は「僕は全然危なくないです。この前、ふつうに歩いていたら“バンッ”と打たれたんで、かわいそうだなと。武断直帰来ていたので大丈夫です」と平然と語り、会場の笑いを誘った。また、佐野は「高級スイーツを取り寄せて食べているのを見てほしい」とアピールした。

最後に武田は「僕らも何かを見据えていません」と驚きの発言をすると、要がすかさず「見据えています」と訂正。広井が「今25話(最終話)が3本あってまだ決まっていません」と明かすと、武田は「がんばったらエンディングが変わるということですか?」と質問。広井は「どうしても誰かがしななきゅあいけない状態」と、最後まで笑いあふれる会見となった。また、佐野は「毎回衣装がポイントなので、男性の方には見てほしい」、要は「規格外でぎりぎりを責めている。初めて見るような描写もある」とアピールし、桐山は「ピリッとしまったビターな香りがする大人なドラマです。海外からも知ってもらえるようにキャスト・スタッフ一丸となって取り組んでいきます」とメッセージを送った。

本作は、『サクラ大戦シリーズ』『魔神英雄伝ワタルシリーズ』などを手掛けたマルチクリエイター広井王子の原作による完全オリジナルの連続ドラマ。主人公の森山真一/ミラージュを演じるのは、『新宿スワンII』などに出演の桐山漣。警察庁公安特殊課課長/K13の御崎蔵人を要潤、毎回劇中のシーンに合わせてコスプレ的要素が入ったキュートな衣装で登場する天才ハッカーの木暮美佳子/ドブネズミを佐野ひなこ、人工知能搭載作戦車両・ロビンの声を人気声優の朴璐美、ロビンを整備する自動車整備工場の経営者・鐘ヶ淵を萩原聖人、警察庁警備局局長役に石丸謙二郎、そして武田真治が物語の重要な展開を握る謎の実業家役で出演する。

桐山漣

要潤

佐野ひなこ

武田真治


連続ドラマ「コードネームミラージュ」は2017年4月7日(金)深夜1時23分よりテレビ東京系列、スターチャンネル、ファミリー劇場にて放送開始!
©2017 広井王子/「コードネームミラージュ」製作委員会