全編クライマックスのアドベンチャー超大作『キングコング:髑髏島の巨神』のベトナムロケのメイキング映像が解禁された。

舞台となるのは、南太平洋に浮かぶ神秘の島、髑髏島。人類がまだ見たことのない生物が生息しているという島で調査隊の前に現れたのは、巨大な島の守護神“キングコング”だった―。2020年にゴジラとの対決が決まっているキングコング。『パシフィック・リム』『GODZILLA ゴジラ』の製作チームが結集して生み出した30メートルを超える巨神キングコングに、トム・ヒドスルトン、ブリー・ラーソンら豪華キャストが集結した調査隊が挑む。

今回、ロケ地ベトナムをフィーチャーするメイキング映像が解禁された。本作の撮影は、ベトナムのほか、オーストラリア、ハワイでのロケ撮影を含め、3大陸にまたがって行われた。撮影された映像は編集段階で継ぎ目なく融合され、これまで誰も観たことのない髑髏島の世界観を作り出すことに成功している。『キングコング:髑髏島の巨神』はベトナムで初めて大規模で広範囲な撮影が敢行されたハリウッド映画となった。「真実味のある神話をスクリーン上に描き出すとき、その神秘の存在=コングが手で触れられるほどリアルで、まさに息づいている環境に置かれていることが重要だ」と監督は語っている。

ベトナムが選ばれた理由はもうひとつ。本作が、1973年のベトナム戦争終結直後を舞台にしたことだ。「70年代は映画のテーマになる題材がたくさんある時代。同じ映画の中で、非常にリアルな戦争と巨大なモンスターたちを一緒に描くことを可能にしてくれた」とプロデューサーのアレックス・ガルシアが指摘する通り、神秘の島に生息する巨大怪獣と、戦争直後の軍人たちが対峙することによって、怪獣映画のダイナミズムに加えて、ベトナム戦争を描いた傑作のエッセンスが詰め込まれている。

今回到着したメイキング映像では、主演のトム・ヒドルストンが、これまでの映画にない景色を求めた監督について「実在する場所での撮影にこだわった。見たこともない世界で、別世界のように見えるはず」だと証言する。現地の人たちの協力のもと撮影に臨んだブリー・ラーソンも「ベトナムでこういう撮影が行われたのは初めてよ。ありのままの自然を使って、島の多様性を表現したの」と目を輝かせる。ジョーダン・ボート=ロバーツ監督は「これほど美しい国だと知る人は少ない。最高に美しい場所。ベトナムの文化と人々が大好きになった。景色はまさに圧巻だよ」と語っている。

映画『キングコング:髑髏島の巨神』は全国で公開中!
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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