本年度アカデミー賞6部門受賞『ラ・ラ・ランド』が多大なる貢献をしたことを記念して、映画の舞台となったロサンゼルス市は4月25日を「ラ・ラ・ランド」の日に制定した。

映画『ラ・ラ・ランド』は、『セッション』(2014)で世界中を虜にしたデイミアン・チャゼル監督最新作。“夢を追う人が集まる街”LAを舞台に、女優を目指すミアがジャズピアニストのセバスチャンと出会う。やがて恋に落ちる二人だが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことですれ違い始める―。セバスチャン(セブ)役を実力派俳優のライアン・ゴズリング、ミア役をエマ・ストーン、さらに『セッション』での熱い演技が高く評価されたJ.K.シモンズなど豪華キャストが集結。

今回、アメリカ・ロサンゼルス市長エリック・ガルセッティは、本作『ラ・ラ・ランド』がロサンゼルスに多大なる貢献をした映画であることやオスカー受賞6冠を讃えて、4月25日を「ラ・ラ・ランド」の日に制定した。当日は、8:30[現地時間]よりL.A.シティホールで一般市民を招いて記念式典が開催される。エアリアル・ダンサー集団BANDALOOPが映画のメドレーに合わせてパフォーマンスを披露し、ジャズ・バンドも花を添えるほか、セレモニーにはデイミアン・チャゼル監督や映画の作曲家であるジャスティン・ハーウィッツ、プロダクション・デザイナーのデヴィッド・ワスコ、振付師のマンディ・ムーアなども参加予定となっている。ちなみに4月25日は、アメリカでBlu-ray&DVDが発売される。

これまでに数多くの映画のロケ地となってきたロサンゼルスだが、本作『ラ・ラ・ランド』はまさにロサンゼルスの街の魅力をふんだんに詰め込んで撮影された作品。映画撮影の積極誘致をしているロサンゼルス市だが、本作の全世界での大ヒットと今回の記念日の制定は、ロサンゼルス市の映画産業をさらに盛り上げることになるだろう。

映画『ラ・ラ・ランド』は2017年2月24日(金)より全国で公開中!
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J.K.シモンズ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
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Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.