「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督劇場用映画第一作『心に吹く風』が6月より全国で公開される。

北海道を舞台に、高校時代の恋人に出会ったリョウスケと春香。別々の人生を歩んできた二人が、忘れられない初恋をよみがえらせる大人のファンタジー映画として仕上げた。監督を務めるのは、韓国ドラマ「冬のソナタ」で日本中に韓流ブームを巻き起こし、本作が初の劇場映画で、さらに日本の作品となるユン・ソクホ監督。出演は眞島秀和と、この作品が16年ぶりの映画復帰作となる女優・真田麻垂美。

予告編は、桜が満開の季節、リョウスケが自転車の後ろに春香を乗せながら走る、23年前の高校時代のシーンから始まる。富良野を舞台にリョウスケと春香の高校時代の鮮やかな忘れられない初恋がよみがえる。高校時代に、何も伝えられないまま離れ離れになった二人。過ぎ去った、それぞれの時間を取り戻すように2日間を過ごす。閉じたはずの心に、再び、風が吹く。失った時間を、伝えられなかった想いを伝え、果たして…二人は心をかよわせることができるか?みずみずしい映像とバッググラウンドに流れるイ・ジスの曲がリンクし、北海道の雄大な自然を背景に『心に吹く風』の世界観を作り上げる―。

舞台は北海道。ビデオアーティストのリョウスケは、仕事で訪れた富良野で、高校時代の相手・春香に偶然出会う。20年ぶりの再会、春香には夫も娘もいたが、春香を思い続けていたリョウスケはビデオ撮影に春香を誘う。戸惑いつつも、リョウスケに同行する春香。お互いを思いながらも別々の人生を歩まなければならなかった二人は、失った時間を取り戻すように心をかよわせていく。そして、2日間の道行の末に、春香は越えてはいけない一線を越える決意をするのだが―。

映画『心に吹く風』は2017年6月より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・脚本:ユン・ソクホ
出演:眞島秀和、真田麻垂美、長谷川朝晴、菅原大吉、駒井蓮、鈴木仁
配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ
©松竹ブロードキャスティング