「Yahoo!知恵袋」の投稿から始まったコミックエッセイを実写映画化した『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が榮倉奈々&安田顕W主演で、2018年春に全国で公開されることが決定した。

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」―。2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿されたミステリアスで奇想天外なその質問はたちまち話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。その動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在までに200万回以上の再生を記録。翌年にはコミックエッセイ化もされ、現在第3巻まで発売。現在400万以上の閲覧、1700以上の回答が寄せられている。

主演を務めるのは、ラブストーリーからアクション作品まで幅広くこなし、TVドラマ「東京タラレバ娘」での快演も記憶に新しい榮倉奈々。不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを演じる。一方、超フツーで冷静なちえの夫・じゅん役には、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じ、話題沸騰中のTBS系ドラマ「小さな巨人」にも出演中の安田顕。コミカルな演技にも定評のある榮倉と安田によるコンビと、2人が演じるちえとじゅんのミスマッチだけど共感を生む新しい夫婦のカタチが楽しみなW主演だ。さらに小出恵介、野々すみ花が共演。そしてコメディの鬼才・李闘士男監督がメガホンを取る。

榮倉奈々(ちえ役)コメント

最初にお話しをいただいた時の第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ・・・、このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした。演じさせてもらったちえさんは、独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、見る人によっては不器用と取れるかもしれません。しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います。夫婦という親密な関係だからこそ見えてくる、人となりを表現できたら、観ている方にも共感していただける感情が散りばめられているのではと思いました。夫婦を題材にした作品は初めてで、2人の生活空間(セット)での撮影は少し照れくさくもありました。安田さんとは3度目の共演となりますが、夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです。李監督は、監督自身が毎日楽しそうで、現場のみんなが気持ちよく過ごせる環境を作ってくださいました。ある夫婦の一風変わったコミュニケーションが優しく描かれている映画になってます。なんでもない日常の中で起こるささやかな出来事で感情が揺さぶられる。現実世界に生きる私たちがリアルに感じ、見ている景色をスクリーンでも感じていただけると思います。

安田顕(じゅん役)コメント

出演が決定した時は、とにかく懸命に取り組もうと思いました。この作品をきっかけに「夫婦」について、いい意味であらためて思うこともあり、具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです。榮倉さんとは、榮倉さんが二十歳の頃、はじめてドラマでご一緒したことがありました。今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです。また李監督は現場のスタッフさんからの信頼が厚く、人望のある方だと感じています。本作で私はちえの夫・じゅんを演じましたが、監督のイメージに沿えるよう、取り組ませていただきました。原作の空気感とは違う監督の世界観、そして榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです。

K.Kajunsky(原作者)コメント

この度実写化の話を聞き、自身も映画ファンとして実際に映画にわずかでも携われることがとても嬉しいです。こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。こんなことになるなら、あんな適当なHNではなくきちんとしたペンネームを名乗っていればよかったと思いました。榮倉奈々さんはとてもチャーミングな方で健康美というイメージで、どんなちえさんになるのかとても楽しみです。安田顕さんはTEAM NACSからのファンなのでとても嬉しく思いますが、私自身が安田さんほどイケメンではないので少々心苦しいです。一つの投稿から始まり、映画として2時間ほどの話になるとどんな展開になるのかとても楽しみです。我が家であった出来事がスクリーンで映し出されるのかと思うと少し恥ずかしい気持ちもありますが、鑑賞させていただく時は第三者の目で楽しもうと思っています。そして妻は直視できるのか心配です。

李闘士男監督コメント

「女性」っていうのは僕にとっては“謎”の塊。何を考えてるんだか、いつもよく分からない。そんな理解できない謎の代表格が、「奥さん」「妻」たち。その「妻」たちの真っ昼間の闇に紛れた「謎」に迫ってみたくて、映画化をやってしまいました。榮倉さんは天才。ほんと天才女優でした。なんでもすぐにやれちゃうから。悔しかったです。安田さんは、狂気と小心者の間をいったりきたりで、なかなかの怪演ぶりでした。どこの家庭にでもある「家の大奥」に迫ってみました。江戸城だけじゃなく、家にも大奥ってのはあるんですね。みなさん、「家の大奥」のミステリーを覗いてみませんか?

サラリーマンのじゅんが仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を出して倒れていた!慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。「ククク・・・」と倒れていたちえが笑う。「驚きましたか??」ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけのちえ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。結婚3年目の夫婦の独特なコミュニケーションを描く、一風変わったハートフル・ラブコメディ。

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は2018年春に全国で公開!
監督:李闘士男
原作:作/K.Kajunsky、漫画/ichida「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(PHP研究所刊)
出演:榮倉奈々、安田顕、小出恵介、野々すみ花
配給:KADOKAWA
©2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会