横浜生まれの“青い目の禅僧”ヘンリ・ミトワを追ったドキュメンタリー『禅と骨』が9月2日(土)より全国で順次公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが解禁された。

中村高寛監督が11年ぶりに放つ最新作は、横浜生まれの“青い目の禅僧”ヘンリ・ミトワを追ったドキュメンタリー。1918年、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれた日系アメリカ人のヘンリ・ミトワは、日本文化をこよなく愛し、茶道・陶芸・文筆にも優れた才能を発揮、世界遺産に登録されている京都嵐山・天龍寺の禅僧として晩年を過ごしていた。しかし、80歳を目前に突如、童謡「赤い靴」の映画化を宣言、長年追い求めた夢の実現に動きだす。これまで築き上げてきた“青い目の文化人”という地位から大きく逸脱していく様を、ドラマ、アニメなど様々なジャンルを駆け巡る異色のドキュメンタリーとして仕上げた。ドラマパートでは、ヘンリの青年時代をウエンツ瑛士が演じ、さらに余貴美子、永瀬正敏、佐野史郎、緒川たまき、利重剛ら豪華キャストが顔を揃える。アニメーションのキャラクター原案は、人気漫画家・今日マチ子、ナレーションは仲村トオルが務める。

今回解禁された予告編では、「風流人」や「国宝」と評されるヘンリ・ミトワが、監督に罵声を浴びせるシーンなど禅僧らしからぬ一面も映しだされ、複雑で、胡散臭くて、滑稽で、愛おしいヘンリの人生の物語がどのように展開するのか期待高まる内容となっている。また、ナレーションは仲村トオルが務めている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、雑誌や音楽など多ジャンルに活躍している注目のイラストレーター岡田成生が描くヘンリ・ミトワのイラストと、ドラマパートに出演しているウエンツ瑛士、余貴美子が配置された大胆で印象的となっている。

映画『禅と骨』は2017年9月2日(土)よりポレポレ東中野、キネカ大森、横浜ニューテアトルほか全国で順次公開!
監督・構成・プロデューサー:中村高寛
ドラマパート出演:ウエンツ瑛士、余貴美子、利重剛、伊藤梨沙子、チャド・マレーン、飯島洋一、山崎潤、松浦祐也、けーすけ、千大佑、小田島渚、TAMAYO、清水節子、ロバート・ハリス、緒川たまき、永瀬正敏、佐野史郎
ナレーション:仲村トオル
配給:トランスフォーマー
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