こじらせ忍者とオヤジ猫が織りなす笑いと癒しのモフモフ時代劇『猫忍』が6月17日[現地時間]より開催される第20回上海国際映画祭パノラマ部門に出品されることが決定した。

霧生忍者の久世陽炎太(大野拓朗)は、忍び込んだ屋敷で遭遇した生き別れた父そっくりのデブ猫(金時)が、【変化の術】で化けた父・久世剣山(船越英一郎)だと思い込む。父を元の姿に戻すため【秘伝の巻物】を探す旅に出るが、魔の手はすぐそこに迫っていた―。主人公のイケメン忍者・陽炎太を演じるのは若手演技派俳優・大野拓朗。陽炎太の父親・剣山を船越英一郎、さらに佐藤江梨子、藤本泉、渋川清彦、鈴木福、永澤俊矢、柄本明、麿赤兒ら人気と実力を兼ね備えたキャストが集結している。

今回、本作が6月17日(土)[現地時間]から26日(月)にかけて開催される第20回上海国際映画祭のパノラマ部門に選出されまた。アジア最大級の規模を誇る上海国際映画祭は、昨年は来場者数が延べ35万人を超え、51のスクリーンで445作品が上映された。今回本作が選出されたパノラマ部門は、国際的な映画製作者たちにその作品を発表する機会を設けると共に、観客やメディアに世界の映画トレンドを伝えることを目的としている。今年、パラノマ部門での出品が決定している作品には『3月のライオン』、『PとJK』、『帝一の國』、『昼顔』、『二度めの夏、二度と会えない君』があり、大野智主演『忍びの国』はコンペティション部門・ジャッキー・チェン・アクション映画週間に選出されている。

今回、猫忍を選出した理由として、同映画祭のプログラマーWang Xiaoは「ミステリアスな忍者が多数出てくる『NEKO-NINJYA』は、“粋”や“癒し”という日本独自の文化を私に教えてくれた」とコメント。そして、パノラマ部門への出品決定を受けて、主演の大野は「名誉ある映画祭に招待いただき感無量です。海外の皆様にとって、癒しだったり、心の支えにこの作品がなってくれればいいなと思っております」と喜びのコメントを寄せた。なお、上映は6月17日(土)13:30現地時間を予定している。

映画『猫忍』は全国で公開中!
監督:渡辺武
出演:大野拓朗、佐藤江梨子、藤本泉、渋川清彦、鈴木福、ふせえり、永澤俊矢/柄本明、麿赤兒/船越英一郎、森本レオ(語り)
配給:AMGエンタテインメント
©2017「猫忍」製作委員会