クリストファー・ノーラン監督が初の実話に挑んだ『ダンケルク』が世界47か国で初登場1位を記録し、興行収入が1億ドルを突破した。

これまでの戦争映画を超えた本作で描かれるのは、相手を打ち負かす“戦い”ではなく、生き残りをかけた“撤退”の物語。容赦なく敵勢が迫るなか、浜辺に追いつめられた若き兵士を案内人に陸海空の3視点で描かれるストーリーが同時に進行する。時間描写において他と一線を画すノーラン監督ならではの緊迫のサスペンスが、IMAXカメラによる迫力の映像で映し出される。1940年5月、フランス北端の町・ダンケルクに追いつめられた英仏40万の若き兵士たち。ドイツ敵軍の攻撃が迫る中、ドーバー海峡に浮かぶすべての船を総動員した史上最大の救出作戦が決行される。

9月9日(土)の日本公開に先駆けて、7月21日(金)より全米3,720館で公開された本作。公開初日の7月21日(金)~23日(日)までの3日間での興行成績が5,050万ドルを記録(※Box Office Mojo調べ)し、全米オープニング興行収入初登場NO.1を獲得。クリストファー・ノーラン監督の前作『インターステラ―』の4,751万ドルを超えた。また、国民的な熱狂で迎えられたイギリス、映画の舞台となるフランスはもちろん、スペイン、韓国、オーストラリアを含む世界46か国でも公開され、全米の数字を含む世界興行収入は1億590万ドルを記録し、世界中で初登場NO.1を飾る大ヒットスタートとなった。

米批評家サイトRotten Tomatoesのファーストレビューでは、『ダークナイト』の94%超える批評家評価98%の満足度を叩き出しており(※7月18日時点)、「オスカー候補となるべき今年No.1の映画。(Variety)」、「今年の最高傑作だ。(Entertainment Weekly)」、「ノーラン最高傑作。(The Guardian)」、「驚きの連続。バズルのように構築されたスリル満点の作品。(Chicago Tribune)」など各国のメディアからも好評化を得ている。また、戦争ジャンルにも関わらず、口コミも後押ししその観客層は約40%が女性。今週末にはドイツ、メキシコ、今後はイタリア、中国などの主要マーケットでの公開も控えており、今後の興行記録にも期待がかかる。

映画『ダンケルク』は2017年9月9日(土)より全国で公開!
監督:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズ、フィオン・ホワイトヘッド
配給:ワーナー・ブラザース映画
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