まだ見ぬ「クリスマス」を探して―ムーミンの最新パペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』が12月2日(土)より全国で公開されることが決定した。

1945年にフィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって発表されて以来、世界中の人びとから愛されているムーミンの物語。本作は、『ムーミン谷の夏まつり』(2009)、『ムーミン谷の彗星』(2010)に続く、パペットアニメーションシリーズ最新作。原作者であるトーベ・ヤンソン自ら監修し「大好きな作品」と語っていた1978年から82年にポーランドで製作された短編テレビシリーズを、フィンランドでデジタル・リマスター化、劇場版長編映画として完成させた本シリーズ。本作は映画シリーズ初となる冬のムーミン谷が舞台。木々にしんしんと降り積もる雪、陽の光に照らされた一面の銀世界―。美しい冬景色が、ムーミンの世界観の魅力を一層ひきたる。

ムーミンは、そのほのぼのとした愛らしさから、絵本やアニメーション、グッズでも親しまれ、特に日本における人気はトップクラス。キャラクター認知度は非常に高く、我が国の20代女性においてはなんと99%(2015年10月、日本リサーチセンター調査結果より)となっている。ムーミンとその仲間たち、それぞれに個性的なキャラクターたちが織りなす深みのあるストーリーは、小さなお子様から大人まで幅広い年代が楽しめる作品として不動の人気を誇っている。今年12月6日(水)は、ムーミンを生んだフィンランドの独立100周年。本作はそのメモリアル・イヤーを飾るにふさわしいスペシャルな作品となることだろう。

物語は、木の葉が舞い落ちる秋に始まります。知的好奇心いっぱいのムーミントロールは、友だちのスナフキンと共にムーミン谷にまもなく訪れる冬を感じようと出かける。そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。“クリスマスさん”って誰?どんな人?やがてムーミンが出会う不思議な冬の魔法、驚きの数々、そしてムーミン谷に訪れる最高の夜―。今年のクリスマス・シーズンにぴったりな一本となることだろう。

映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は2017年12月2日(土)より丸の内TOEIほか全国で公開!
監督:ヤコブ・ブロンスキ、イーラ・カーペラン
配給:東映
©Filmkompaniet / Animoon
Moomin Characters ™