大田圭二氏、青木正久氏

「ゴジラ・ストア Tokyo」の発表会見が9月26日(火)に都内で行われ、10月30日(月)に新宿マルイ アネックスにオープンすることが発表された。

これまでに、東京・新宿マルイ アネックス(2016年11月2日~30日)、大阪・なんばマルイ(2017年6月7日~18日)、岐阜・モレラ岐阜(2017年8月10日~20日)にて期間限定で展開されてきた「ゴジラ・ストア」だが、今回初の常設店として、「ゴジラ・ストア Tokyo」が新宿マルイ アネックス1Fに、10月30日(月)にオープンすることが決定した。

会見に登壇した東宝株式会社取締役 映像本部映像事業担当兼チーム・ゴジラ・オフィサーの大田圭二氏は、自身の肩書でもあるチーフ・ゴジラ・オフィサーと、自身が率いる「ゴジラ戦略会議」=通称ゴジコンについて「ゴジラを大きくするために、中長期的に戦略を練って実行に移すミッションを持っています」と説明。ゴジコンは、『ゴジラ』の公開から60周年を迎えた2014年10月に東宝社内に発足された社内横断組織。現在、9部門・12名で構成されている。

大田氏は、今回の常設店オープンについて「東宝が直営で行う、世界初の東宝公式公認のゴジラのリアルショップ」と語り、続けて「ワクワク、ドキドキする気持ちもあるんですけど、実現できるという非常にうれしい気持ちで満ち溢れています」と率直な気持ちを表し、さらに「ゴジラの新しい情報を発信して、老若男女、日本人や外国人を問わずに愛されるショップに育てていければ」と意気込みを語った。

店舗が設置される株式会社丸井グループ執行役員 アニメ事業部の青木正久氏は「丸井グループ全体で盛り上げたい」と、一つの店舗だけではなく、「マルイ」「モディ」各店でもオリジナルのビジュアルを装飾していくことを明かした。さらに、9月29日(金)からは、丸井グループが提供する「エポスカード」と「ゴジラ」がコラボレーションし「ゴジラエポスカード」(全4柄)が発行開始されることが決定。入会特典には「オリジナルトートバッグ」や、選んだカードと同じ柄の「レプリカカード」が用意される。

今回、自社ビルである新宿東宝ビルではなく、新宿マルイ アネックスに「ゴジラ・ストア Tokyo」をオープンすることについて、東宝の大田氏は「(新宿東宝ビルに設置された等身大ゴジラ・ヘッドが)どこを見ているかに注目して欲しいです。マルイ アネックスを見ています!」と笑いを誘いつつ「新宿バルト9が入っていて、マルイ アネックス全体がアニメやサブカルチャーに強く、親和性がある。丸井さんは高い商品開発力を持っている」と語った。対する丸井グループの青木氏も「2010年から一部店舗でアニメや映画、ゲームに関連するイベントを展開しており、それまでマルイに来ていただけなかったお客様に来ていただけた」と両者にとってメリットがあることを明かした。

また、大田氏は“年間の売り上げ目標は?”という記者からの質問に「昨年の限定ストアでは、7坪で1か月で2,000万円を超えました。今回は15.5坪です。だから倍にとは言いませんが、まずは毎月2,000万円、年間で2億円を超えていきたいと思っています」と語った。

「ゴジラ・ストア Tokyo」では、約500種類の商品が展開される。今回、Tシャツやおちょこが販売されることや、「ムービーモンスターシリーズ ゴジラ 2016 ゴジラ・ストア限定ver.」の最速販売が発表された。

「ゴジラ・ストア Tokyo」イメージ


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