今回解禁されたビジュアル

岸井ゆきの映画初主演映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の予告編とポスタービジュアルが解禁され、併せて第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門への出品が決定した。

祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に集合する。ある事件をきっかけに、みっともないほどの本音をさらけだし、やっかいだけど“本当の家族”と未来へ踏み出していく珠玉の物語。主演を務めるのは実力派若手女優・岸井ゆきの。ソフトバンク、Microsoft、JRAなど話題のCM演出で注目を集める森ガキ侑大監督の長編デビュー作。

今回解禁された予告編は、吉子(岸井ゆきの)が、彼氏とのセックス中に偶然、祖父の訃報を電話で受けたことから始まる。いつものように庭で作業をする吉子の父・清二(光石研)に向かって、「おじいちゃん、死んじゃったって。」と伝えるが、父は呆然となり、まるで時が止まったように佇んでしまう。やがて祖父の死とお葬式をきっかけに、疎遠だった家族や親戚が久々に再開し、初めて明かされる家族たちの厄介な様々な告白。「せめて葬式が終わるまで、幸せな家族のふりをしような」という長男・昭男(岩松了)が呟く言葉が、誰にとっても厄介だけど愛おしい、家族の姿を象徴する映像となっている。本作のために書き下ろされた、Yogee New Waves「SAYONARAMARA」に載せて全編に映し出される、熊本県人吉市の美しく広大な自然風景も見どころだ。

ポスタービジュアルは、久々に集まった家族が祖父の遺影と一緒に、記念に全員で家族写真を撮るシーンを切り取ったもの。ぎこちない笑顔が家族だからこその「心の微妙な距離間」を感じさせ、どこか滑稽でもあり、印象的なビジュアルとなっている。また、10月6日には、脚本の山崎佐保子書き下ろしの原作本も発売決定(幻冬舎文庫刊)。さらに、森ガキ侑大監督の長編デビュー作ながら第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品が決定した。

Yogee New Waves

映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』は2017年11月4日(土)よりテアトル新宿、テアトル梅田、Denkikanほか全国で公開!
監督:森ガキ侑大
出演:岸井ゆきの、岩松了、美保純、岡山天音、小野花梨、赤間麻里子、池本啓太、五歩一豊、大方斐紗子、 松澤匠、水野美紀、光石研
配給:松竹メディア事業部
©2017「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会