後列)福田雄一監督、賀来賢人、内田有紀、ムロツヨシ、佐藤二朗
前列)吉沢亮、橋本環奈、山﨑賢人、新井浩文、笠原秀幸

『斉木楠雄のΨ難』の完成披露試写会が9月28日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、主演の山﨑賢人をはじめ、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督が登壇した。

イベントでは、劇場前に山﨑賢人演じる主人公・斉木楠雄の髪の色にちなんだピンクカーペットが敷かれ、キャスト・監督が歩き、ファンとの交流も行った。

ステージに登壇した橋本が役について「すごいキャラですよね。自分のことが宇宙一可愛いと思っている、ちょっとひねくれた子なんですけど」と話すと、客席から「カワイイ!!!」と声が溢れた。福田監督は客席を見渡し「え、吉沢亮って微笑み王子って言われているの?」と吉沢に投げかけると、吉沢は「なんかね、言われているんですよ俺(笑)」と返すも、福田監督から「全然笑わねーじゃん!」と痛烈なツッコミを入れられ、客席から笑いが巻き起こった。吉沢は自慢げに「すごい笑いますよ。にこやかに」と笑顔を披露。佐藤は「(マスコミの)フラッシュの数がすごかったから嫉妬しちゃった」と本音を漏らした。

新井に話しが振られ「髪型は自前でやらせていただきました」と明かし「昨日でしたっけ?一昨日くらいに、ゆずさんのやつでニュースになって。新井浩文、ケツアゴ!だけですよ。文字。そんな説明あるかい!!って思いましたけどね」と笑いを誘った。

吉沢は、中二病を演じた感想が問われると「最高でした」と話し「なんか…今までの役者人生で一番のハマり役だなと勝手に思っています」と語ると、一同から「おぉ!!」と声が上がる。吉沢は続けて「なんか、自分の中に中二病いるなって。自分の中にあるものしか使ってないですもん(笑)」と語ると、橋本は爆笑しながら「本当に!?」と驚きの表情を見せた。

元ヤンキー役を演じた賀来は「結構変な顔を福田さんにやらされるんですけど、今回は初めて身体に支障が出まして。目に力を入れすぎて、ものもらいができるという」と明かすと、佐藤からは「目に力入れるだけでものもらいできる?」と笑われながらも賀来は「で、僕も『銀魂』の時はハジけられなかったんですけど・・・」と話し始めると、一同から「出てねーだろ!!」とツッコミを入れられ、笑いを誘った。

福田監督は「今回はナイトシーンがないんだよ」と話し始め「夜ロケが無いの。だから夕方に終わっちゃうから、衣装合わせの時に“これは毎日一緒に飯食いに行けるなー”って話をするけど、なかなか実現しないじゃない?でも毎日行った(笑)」と撮影のエピソードを語り「必ず夕方近くなると(山崎)賢人くんが俺の横に来て『監督、今日何食べに行きます?』って。横で子犬のように待ってるの」と明かすと、客席から『カワイイ!!!』と歓声が溢れた。

最後に山崎は「本当にこの映画は、悪い人が一人も出てこない。ハッピーで楽しい映画ですので、是非観て楽しんでください!」と本作をアピールし、舞台挨拶を締めくくった。

普通に生きたい。でも、隠しているのはとんでもない超能力―。世界を滅ぼすことができるぐらいの超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生・斉木楠雄をコメディ映画に初主演の山﨑賢人、斉木に想いを寄せる照橋心美を橋本環奈が演じ、さらに新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗ら個性豊かなキャストが揃う。監督は、『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズを手掛ける福田雄一。一線で大活躍する才能が集結し、とにかく本気でフザけることを突き詰めた学園エンタテインメント超大作に仕上がった。

【取材・写真・文/蔭山勝也】

賀来賢人、山﨑賢人、吉沢亮

福田雄一監督、内田有紀、橋本環奈

山﨑賢人

橋本環奈

吉沢亮


映画『斉木楠雄のΨ難』は2017年10月21日(土)より全国で公開!
監督・脚本:福田雄一
原作:麻生周一「斉木楠雄のΨ難」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸/賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会