あるカップルに起きた奇跡の実話を映画化した『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で主演を務めた佐藤健と土屋太鳳、そして主題歌を担当したback numberのクロストークが実現し、公式サイトにて公開された。

結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁を8年間待ち続けた新郎―。YouTubeに投稿された動画をきっかけに話題が広がり、TVや新聞、ネットなどで取り上げられ、海外にも拡散、書籍化もされた、あるカップルに起きた奇跡の実話を映画化した本作。目を覚まさない恋人を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける尚志役を佐藤健、病と闘う麻衣役を土屋太鳳が演じる。メガホンを取るのは、『64-ロクヨン-前編/後編』など深い人間ドラマを描くことに定評のある瀬々敬久監督。

今回、本作で主演を務めた佐藤健と土屋太鳳、そして主題歌「瞬き」を担当したback number (Vo.Gu.清水依与吏、Ba.Cho.小島和也、Dr.栗原寿)のクロストークが実現し、公式サイトで全文が公開された。先日解禁されたミュージック・ビデオがYouTubeで120万回再生を超えリリース前にすでに話題となっているこの楽曲の制作秘話やそれぞれの映画への思いなどが語られた。

清水は「どのタイミングだったか忘れたんですけど、テーマが決まった瞬間があって。『何のために生きていくのか?』っていう言葉がバッと浮かんできて。台本を何度も読み返して、あまり全部を把握しようとせずに、そのまま自分の中に生きている物語を描き続けていきました」と制作秘話を明かしており、曲を聞いた佐藤は「なんでここまでこの映画の本質を歌っているんだろうとびっくりしたし、感動しました。尚志さんっていう人物と、back numberの皆さんの持っているものが元々一致していて、だからこそ、原作や我々の映画から切り離して書こうとしても結果一致したんだと思います」、そして土屋も「この映画の本質をすごくよく分かっていらっしゃるというか。清水さんは、“普通の人”で、だからこそいろんな方に共感をさせてくれる歌詞が生まれてくるんだなと」と、作品の本質を見抜いて曲を仕上げたback numberに尊敬の気持ちを表した。

その他にもお互いの印象やback numberのメンバーが作品を観た印象など盛り沢山なクロストークの全文は 公式サイトに掲載されている。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は2017年12月16日(土)より全国で公開!
監督:瀬々敬久
原作:中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
出演:佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子
配給:松竹
©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会