福士蒼汰主演×佐藤信介監督で実写映画化される『BLEACH』の第二弾キャストとして、杉咲花の出演が発表された。

高校生が死神になるという斬新な設定と、二次元の枠を超越したアクションで世界中にて圧倒的な支持を集めるコミック「BLEACH」。週刊少年ジャンプで2001年から連載を開始し、全74巻でシリーズ累計発行部数9,000万部を超える人気を誇る。繰り広げられる究極のアクションと人間と死神が心通わせるドラマ。霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神と名乗る・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。

今回、本作の福士蒼汰演じる主人公・黒崎一護とともに物語のキーパーソンである朽木ルキア役として杉咲花の出演が発表され、初ビジュアルが解禁された。杉咲が演じる朽木ルキアは、人間を襲う悪霊:虚<ホロウ>を唯一斬ることができる死神という存在。黒崎一護に死神の力を渡したことからその力を失い、普段は普通の女子高生の姿に身を扮し、一護と行動を共にしながら次第に心を通わせていく。

今回解禁されたビジュアルには、普通の女子高生姿のルキアと、死神の姿のルキアが写されている。死神姿のルキアは、虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊と戦うための武器である、死神だけが使うことができる刀“斬魄刀(ざんぱくとう)”を握りしめ、凛々しくこちらを見つめている。ビルの高さほどもある強大な虚<ホロウ>とも戦う死神だがどんな困難な戦いでも、信念を貫こうとするルキアの意志の強さを見事に表しており、ごく普通の女子高生姿のルキアと、対照的なビジュアルとなっている。

杉咲はルキアを演じるにあたって「ルキアという逞しく純粋な死神を自分が演じさせていただけるからには、原作を何度も読み返しアニメも観させていただき、自分なりにルキアを調べて役づくりさせていただきました」とコメント。『無限の住人』でも共演した福士との共演については「福士さんとは、これまで他の作品で何度か共演させていただいたので、初日から安心して撮影に臨むことができました。今回、人間、死神という役柄の中、一護にもルキアにも心がある、ということを台本を読んで感じました。お互いの存在がお互いを生かし合い、強くなっていく一護とルキアの二人が、大好きになりました。福士さんが一護だったからこそ、そう感じることができたのだと思います」と語っている。映画については「私が現場で実際に感じた2人の友情は、きっと観てくださる方々の胸に響くような作品になっているのでは、と思っています!」と太鼓判を押した。

「ルキアは死神であり、人間ではないキャラクターです」と語る佐藤信介監督は「こうした異世界感が感じられるキャラクターを演じるというのも非常に難しいと思うのですが、杉咲さんはとても慎重かつ丁寧に、一方で大胆に、この役を演じられました。撮影現場でも、杉咲さんはルキアと表裏一体。表情、立ち振る舞い、話し方など、ルキアにしか見えなかったです。和装に身を固め、刀を持ち、黒髪をまとめたその姿は、勇ましくもあり、凛々しくもあり、そして何よりも愛くるしいほどキュートでもありました。杉咲さんにしか演じられない、人間味あふれる死神、ルキアの活躍を是非、劇場で楽しんでいただければと思います」と杉咲が演じるルキアに自信をのぞかせた。

朽木ルキアとともに死神になった普通の高校生・黒崎一護を演じるのは数々のヒット作に主演して、『無限の住人』では激しい斬り合いを披露し新境地を切り開いた福士蒼汰。メガホンを取るのは、『アイアムアヒーロー』で世界三大ファンタスティック映画祭で受賞した佐藤信介監督。ド迫力のリアルアクションと、『GANTZ』をはじめ数々の作品を手掛けた日本最高峰のCGチームにより作られる壮大でリアルな世界観のもと、『BLEACH』の映像化に挑む。

本作の撮影は2016年9月から始まり、同年11月にクランクアップしたが、CGを1年以上かけて作り上げているためまだ全容は不明。大ヒット作を連発している佐藤監督が虚〈ホロウ〉と死神の戦いをどのように描いているのかに期待がかかる。

映画『BLEACH』は2018年7月20日(金)より全国で公開!
監督:佐藤信介
原作:久保帯人「BLEACH」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:福士蒼汰、杉咲花
配給:ワーナー・ブラザース映画
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会