細野晴臣

切なくも愛おしい究極のファンタジー・ロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』のTVスポットのナレーションを細野晴臣が担当することが決定し、併せてTVスポット映像が解禁された。

その比類なき世界観からヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した本作。1962年のアメリカ、政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見る。“彼”の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行く。二人の心が通い始めた時、“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る─。監督・脚本・製作を手がけたのは、名匠ギレルモ・デル・トロ監督。ヒロインのイライザを演じるのはサリー・ホーキンス。オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス、マイケル・シャノンらが共演する。さらにアレクサンドル・デスプラの優美で印象的な音楽が本作を彩る。いつの時代も愛されてきた種族を超えたラブストーリーが誕生した。

2月19日からTVでオンエアされる『シェイプ・オブ・ウォーター』のTVスポットのナレーションに決定した細野晴臣は、収録のために訪れたスタジオに、少し緊張した様子で登場。しかし、ナレーションの台本を何度か読んでいるうちに緊張もほぐれたようで、和やかなムードの中、収録がスタートした。

1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代を描いた本作。収録前に映画を鑑賞した細野は、「とても好きな映画です。50年~60年代の香りがする映像、音楽。テレビから流れる当時の番組はぼくも見ていた『ミスター・エド』。そして思いがけぬRKO風のダンス・シーン等々、とても豊かなエンターテインメントに魅了されました」とコメント。

細野晴臣

『シェイプ・オブ・ウォーター』
©2017 Twentieth Century Fox

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は2018年3月1日(木)より全国で公開!
監督・脚本・プロデューサー:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スツールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画
©2017 Twentieth Century Fox