可笑しくてちょっぴりせつないハートウォーミングストーリー『Brigsby Bear(原題)』が『ブリグズビー・ベア』の邦題で6月23日(土)より公開されることが決定し、併せて特報映像と2種類のビジュアルが解禁された。

物語は、外の世界から遮断された小さなシェルターで両親と3人だけで25年間暮らしてきた青年ジェームスが、ある日突然警察に連れ去られるところから始まる。「あなたが一緒に住んでいた男女は25年前にあなたを誘拐したのです」―。突如、外の世界で“本当の家族”とともに暮らすことになったジェームス。偽の両親によって作られた教育番組「ブリグズビー・ベア」から得た知識だけで育った彼の「常識」が、周囲の人間を騒動に巻き込んでいく―。

ジェームスの育ての親テッドに『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミル、カウンセラーのエミリーに海外ドラマ「HOMELAND」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞をW受賞したクレア・デインズが出演。そして「サタデー・ナイト・ライブ」仲間のベック・ベネット、ニック・ラザフォード、アンディ・サムバーグなどがカメオ出演しているのも見どころとなっている。

本作でメガホンを取るのはデイヴ・マッカリー監督、脚本をケヴィン・コステロが担当し、コメディアンのカイル・ムーニーは主演のほか脚本を手掛ける。デイヴ監督とカイルは「サタデー・ナイト・ライブ」で大活躍し、YouTubeでチャンネルが大人気のコメディユニット「GOOD NEIGHBOR」のメンバーでもあり、他メンバーもプロデューサーとしてタッグを組んだ本作は、冒頭シーンの『ルーム ROOM』や『10 クローバーフィールド・レーン』のようなサスペンスフルなストーリー展開からは予想できない、『リトル・ミス・サンシャイン』のようなハートウォーミングなエンディングをもたらす。

今回解禁されたティザービジュアルはイラストレーター・作家など、多彩に活躍するアーティスト、D[di:]が特別に手がけた日本限定のオリジナルイラスト。主人公とその仲間をつなぐ重要なキーとなるキャラクター“ブリグズビー・ベア”をD[di:]ならではの繊細でシニカルなタッチで表現。また、併せて解禁された特報映像では、ジェームスが25年間両親だけど過ごした「閉ざされた空間」の一部や、教育番組「ブリグズビー・ベア」の模様、外の世界で出会う仲間たちとの瞬間が切り取られ、これから始まるジェームスの冒険を予感されるものになっている。

マーク・ハミル(テッド役)コメント

この映画に出演したことは、私にとっては予想以上の感動でした。
とても希望に溢れ元気づけてくれる映画です。
ありのままの自分でいられ、何かを信じることはとても良いことです。
この映画は、私たちに人とは違うドラム奏者に合わせて行進してもよいということを
教えてくれます。伝統的なドラム奏者と変わらず、
違うドラム奏者でも十分に通用するということを。

映画『ブリグズビー・ベア』は2018年6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかで公開!
監督:デイヴ・マッカリー
出演:カイル・ムーニー、マーク・ハミル、グレッグ・キニア、マット・ウォルシュ、クレア・デインズ
配給:カルチャヴィル
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