ドウェイン・ジョンソン主演の“体感型アトラクション・ムービー”『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の日本語吹き替え版キャストが発表された。

1995年に公開された映画『ジュマンジ』をリブートした本作。ドウェイン・ジョンソンのほか、コメディー俳優のジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギランら個性的なキャストが集結。学校の地下室で居残りをさせられていた高校生4人が、「ジュマンジ」という名前のソフトが入った古いテレビゲーム機を偶然にも発見、プレイすると4人はアバターとなってゲームの中の世界に入り込んでしまう。しかも、そこはジャングル!さらに、現実世界の自分とは体格も性別までも違うキャラに―。現実世界に帰りたければ、各自のスキルでゲームのステージをクリアして生き残るしか道はない。予想もつかない危険度MAXのサバイバル・ゲームが今始まる―。

本作の日本語吹き替え版キャストとして、豪華人気声優陣が参加することが発表された。<ジュマンジ>の世界で、入れ替りを果たしてしまうアバター役として、楠大典、高木渉、伊藤健太郎、白石涼子、<現実>世界の高校生役として、木村良平、M・A・O、武内駿輔、水瀬いのりが担当する。

ゲームの中の世界に入り込んでしまった高校生達は、自分達にいったい何が起きたのか状況をつかめていないまま、見た目も、中身も違うキャラクターとなり<ジュマンジ>の世界を冒険する事になる。ロック様演じる、勇敢で無敵なムキムキ冒険家【ブレイブストーン博士役】を務めるのは楠大典。これまでにも『カリフォルニア・ダウン』(15)など数多くの作品でロック様を演じた経歴がある楠は、前例にないロック様を演じたと明かしながらも、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に携われたことに対して喜んでいる様子。

またブレイブストーン博士と共に<ジュマンジ>の世界を冒険する事となるコメディ俳優ジャック・ブラック演じるデブオヤジの地図専門家【オベロン教授役】には『愛しのローズマリー』(02)、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(06)といった作品でも、ジャックの吹き替えを務めた高木渉。チビで足が遅い動物学者【フィンバー役】には二枚目キャラクターから、三枚目役を見事に演じ分ける事に定評があり、『ミュータントタートルズ』シリーズでレオナルド役を演じた伊藤健太郎。タフな美女戦士【ラウンドハウス役】には、クロエ・グレース・モレッツ、マイリー・サイラスといった若手ハリウッドスターを演じ、アニメ「ハヤテのごとく!」の綾崎ハヤテ役で知られる白石涼子が担当。

さらに現実世界で、学校の地下室で居残りをさせられていた高校生4人の役も豪華声優陣が命を吹き込んでいる。やせっぽっちで気弱なゲームオタク男子【スペンサー役】は、アニメ「東のエデン」滝沢朗役や、アニメ「黒子のバスケ」シリーズで黄瀬涼太役を演じる木村良平が務めており、セルフィー大好きうぬぼれ金髪美人【ベサニー役】を、アニメ「まじっく快斗1412」のヒロイン・中森青子役を演じたM・A・O。勉強苦手で背が高いアメフト部のスーパースター【フリッジ役】には、アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」シリーズでプロデューサー役を担当した武内駿輔。シャイで地味で真面目なガリ勉【マーサ役】には、劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』(15)で、主人公・成瀬順を演じた水瀬いのりが務める。

<ジュマンジ>の世界

楠大典(ブレイブストーン博士役)コメント

前回の『ジュマンジ』をTVで吹き替え版を観て、まだ声の仕事を始めたばかりの私はこんな作品に早く関われるようになりたいなと思った記憶があります。吹き替え版主演の江原さんが素晴らしくて感動したのも覚えてます。その続編に今回関われた事江原さんがまた出てる事、共演者も 健太郎くん、渉さん、涼子ちゃん、KENNくん、崇矢さんなど大好きな役者ばかりでそこも楽しみでした。ドウェイン・ジョンソンの吹き替えは何作かやらせて頂いてますが、いつもとちょっと違う感じかもしれませんね。何故かは見て頂けると分かると思いますが、見た目がいつものドウェイン、中身が、、、と言うわけで観て下さい。スタッフの皆さんと、共演者とディスカッションしながら楽しく時には悩みながら作り出しました。老若男女、ゲームをやる方も、ゲームをやらない方も、皆さんハラハラドキドキし笑えてホッコリできる作品だと思います! 是非吹き替え版も見て下さい。

高木渉(オベロン教授役)コメント

前作『ジュマンジ』では、カール役で吹き替えさせていただきました。この映画の世界観に興奮したのを覚えています。今回は、僕が多くの作品で声を担当しているジャック・ブラックが出演していることもあって、昨年の米国の封切りの時から気になっておりました。オーディションに受かってホッとしました(笑)。僕が演じるオベロン教授という役は中年の古生物学者で、ゲームの世界に吸い込まれるまではべサニーという今どきの女子高生でした。容姿もさることながら性別まで違ってしまったのですが、中身は歴とした女子高生です。声色を変えて変にオカマになってしまうのは避けたかったので少し難しい役どころでしたが、“声は普通にオジサンだけど心は女子高生”というつもりで臨みました。現代のゲームの世界観がふんだんに盛り込まれ、スピーディかつスリリングに物語が進んでいく中、果たして4人は無事にゲームの世界から脱出できるのか?僕ら声優陣も個性溢れるキャラクターで吹き替えしております。オリジナルとともに、是非吹き替え版もお楽しみください。

伊藤健太郎(フィンバー役)コメント

前作を劇場で見たことがあった自分にとっては、喜びと共にプレッシャーものしかかってきました。オーディションの段階ではタイトルが伏せられていたのですが、現場ですぐにピンときましたね(笑)。ドンドコドンドコ、変わらぬあの太鼓の音色を聞くだけでテンションがあがりました!自分がよく演じることのあるタイプのキャラクターだったので、入りやすかったです。実際、以前別作品で吹き替えたことのある役者さんだったので、再び声をあてることができて嬉しかったですね。コメディアンとしての側面を持つ彼の喋りのリズムを特に意識しました。ファミリーで安心して楽しめるエンタメ作品になっています。是非、劇場では吹き替え版3Dでお楽しみいただければ幸いです!ベースである高校生を演じているチームと、我々ゲーム内キャラチーム・・・。完成版を試写で見させていただき、予想以上に違和感なく、それぞれのキャラクターをシンクロできていたと思いました。大いに笑えて、最後にほろりとさせられる、素敵なムービーです!

白石涼子(ラウンドハウス役)コメント

とても設定がおもしろかったので、魅力的で楽しそうで、嬉しかったです!!ゲームの中に入っちゃうってどんな風に描かれるんだろう?って思ってたら、主人公たちが戸惑ってるのもコミカルだったし、何か本当にゲームの中でキャラクター達がこんな風に生活したり会話してるとしたら面白いなーとか思っちゃいました!アフレコしながら、私も体験してみたいなーとも思いましたね。ラウンドハウスは、見ためは最近のギャルって感じでとても魅力的な女子なのに、中身はとても真面目で不器用。そのギャップが絶妙な空気感をうみだしていて。それを聞こえてくる英語の音と彼女の表情に乗せて表現するのは難しかったですが楽しかったです。あんな見た目ですがアクションシーンはかなりカッコいいです。見せ場がたくさんあったので、頑張りました‼ 3次元なんだけど2次元ででも3次元。いやとにかく面白いです! わくわくして笑えてハラハラして興奮すること間違いなし。吹き替え版だと画面のすみずみまで食い入るように見て楽しんでもらえると思います。私も劇場に観に行きたいです! 

<現実>の世界

木村良平(スペンサー役)コメント

前作が昔から大好きだったので、まず続編が作られることが嬉しかったです。観たい!と思いました。オタク気質で、クラスでは冴えない側に属する少年です。作中では、彼が本来持っている勇気や優しさの成長をみせてくれます。最高の第1作をご存知の方にも、初めて『ジュマンジ』に触れる方にも、安心してオススメできる作品です。ぜひ楽しんでください!

M・A・O(ベサニー役)コメント

最初にお話を伺った時は、とにかくびっくりしました。小さい頃に前作を家族と観て以来、大好きな映画だったので、作品のファンとして続編があるという事が嬉しかったですし、そのような作品に登場人物の一人として参加させていただけるという事で本当に幸せでした。ボードゲームだった『ジュマンジ』が、今回はテレビゲームになっていて、どのように始まり、どんな風に巻き込まれていくのか、考えるだけでも楽しみでした!私が演じさせていただいたべサニーは、SNSが好きで、少し背伸びをしたいお年頃のイマドキ女子という印象でした。とても素直で、思った事や言いたい事は、抑えずそのまま口にするような女の子なので、周囲から誤解を受けやすいタイプにも思えましたが、仲間との冒険を経験することで、より魅力的な女性に成長したのではないかと感じています。今回は同年代の男女が<ジュマンジ>に巻き込まれていきます。ゲーム内の制限や障害などにぶつかりながらも、コミカルにそしてダイナミックに冒険し、それぞれがとても素敵に成長していきます。べサニーは、なぜか男性になってしまうのですが(笑)、障害の乗り越え方にも彼女らしさが溢れていると思いますので、是非注目していただけたら嬉しいです!

武内駿輔(フリッジ役)コメント

かなり歴史の長い作品でこの度ようやくの続編ということで、子供の頃に前作を楽しんでいた方々にとっては非常に嬉しい出来事ではないかと思いながら、本映画で『ジュマンジ』を知っていただく方にも面白い作品としてお届けするため、役者として力を貢献出来るように心がけようと思いました。フリッジはスペンサーと友達ですが、思春期に入るに連れて友達と声を大にして言えないような微妙な関係になってしまったようです。フリッジは高校でイケたく、アメフトに取り組んだり、女の子と遊んでみたりと、学校生活に励む…そんな男子高校生ならではの葛藤が冒頭では垣間見えるのではないでしょうか。そんなフリッジが冒険を通して、どんなことに気付き、成長していくのか。そんなところにサダリウスさんの吹き替えを担当させていただいた自分としては是非注目して頂きたいポイントです。わかりやすく、迫力もありスリルもある。楽しいアクションアドベンチャー映画ですので、母国語が日本語のお子さんには是非見やすい吹き替えで楽しんで頂きたいです。(英語も母国語のお子様には是非字幕と吹き替え、二回見せて上げてください笑)また、字幕と吹き替えで二度本作品を楽しめる様、声優の僕としては仕事をさせていただいたので是非、吹き替えも楽しんでいただけたら幸いです。

水瀬いのり(マーサ役)コメント

吹き替えのお仕事の経験があまり無いこともあり、オーディションに合格した旨を聞いた際はとても嬉しかったです!マーサはクールで周りとの温度差があるんですが、根は悪い子では無く、少しシャイな可愛い女の子です。個性豊かなキャラクターたちが<ジュマンジ>の中で更に魅力を増していきます。彼らが体験する大冒険をぜひ劇場で楽しんでください!

映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は2018年3月30日(金)よりMX4D/4DXにて先行上映、4月6日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント