ウィル・グラック監督、森泉、高梨沙羅、千葉雄大

『ピーターラビット』のジャパンプレミアが5月10日(木)にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、本作で日本語吹き替えを担当した千葉雄大や、ゲストとして森泉、髙梨沙羅、さらに来日中のウィル・グラック監督が登壇した。

イベントには、本作アンバサダーで日本語吹替版声優としてピーターの声を務める千葉雄大、世界トップレベルのジャンプを誇る髙梨沙羅、動物好きで知られる森泉、そして本作のウィル・グラック監督が登壇した。

「子どものころに日本に住んでいました」というグラック監督。千葉が、オリジナル版で自身と同じピーターラビット役の吹き替えを担当したジェームズ・コーデンに対して「負けないように頑張りました」と言うと、グラック監督は「完全に負けてないですよ」と笑顔を見せ、これには千葉も「言わせた感がありますけど(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

続けて、高梨がたくさんのニンジンを持って登場すると、「僕も(ニンジンが)好きで、今日はお昼もニンジンを食べました」と笑いを誘う千葉。高梨は、小学生のころからピーターラビットが好きだといい、「感動しました。心温まる映画です」とアピール、さらにピョンチャンオリンピックのスキージャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルを取る活躍を見せたことについては「ピーターのように飛躍できた」とウサギに絡めて振り返り、会場からは歓声が沸き起こった。

さらに動物が好きというつながりで登場した森は「思い入れがあるストーリー。小さいころにお母さんが読んでくれた」と明かし、自身もたくさんの動物を飼っていることで、劇中での動物の生活については「理想ですよね。できたら一番幸せなんだろうと思ったけど、いろいろと考えさせられました」と語った。

千葉は本作で、ピーターの声を演じるとともに主題歌として歌声も披露している。演じるうえでは「ワイルドな面だったり、イタズラをしかけたりするところを見せていきたい」と、監督とは多くの人が持つウサギのかわいい一面とは違った面をアピールしていこうと考えていたことを明かした。

また、千葉が「ピーターに合わせた顔をして吹き替えた」と明かし、ウサギのように鼻をヒクヒクさせてみせると、森は「似てる!」と大絶賛。最後に千葉は「オリジナルもすごく素敵で、どちらも楽しめると思います。自分で言うのもおこがましいのですが、自信作ですので多くの方に観ていただけたら」と本作をアピールした。

豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方、うさぎのピーターと心優しい女性ビアが暮らすお隣に引っ越してきたマグレガー。美しくてピュアなビアに惹かれていくマクレガーにいたずらを仕掛けるピーターだが、マグレガーも大人げない行動で反撃。しかし、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が―。ビア役をローズ・バーン、マグレガー役をドーナル・グリーソンが演じる。監督は、洗練されたコメディセンスとエッジの利いたサントラ選曲で定評のあるウィル・グラック。

【取材・写真・文/編集部】

ウィル・グラック監督、千葉雄大

ウィル・グラック監督、千葉雄大

高梨沙羅

ウィル・グラック監督、高梨沙羅

映画『ピーターラビット』は2018年5月18日(金)より全国で公開!
監督:ウィル・グラック
出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン
声の出演:ジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビー
配給:ソニー・ピクチャーズ