米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」は、20周年を記念する新部門として「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」を設立し、審査員が大友啓史、菊川怜、水上賢治に決定した。

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」(SSFF & ASIA)。1999年に東京・原宿で誕生し、これまでに延べ38万人を動員。初年度は『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカス監督の学生時代のショートフィルムも6作品上映するなど注目を浴びた。オフィシャルコンペティションをはじめ、「音楽」「環境」「CGアニメーション」など、様々なカテゴリーのプログラムで構成されており、グランプリ作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考対象になる。

私たちを取り巻く豊かで多様な「日常」や世の中のあらゆる課題まで、世界中の映像作家たちが社会や人々の営みを切り取り、作り手の眼を通してメッセージをダイレクトに伝えるノンフィクション映像。「ノンフィクション部門」では、SSFF & ASIAだからこそ観ることができるラインナップとしてコンペティション10作品、特別上映作品3作品の全13作品が上映される。

特別上映作品には、第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘を追ったノンフィクション作品『ヒューマン・フェイス』、本広克行監督が監修をつとめる『SETOUCHI THE MOVIE』、第87回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画部門ノミネート作品で先天性中枢性肺胞低換気症候群、別名「オンディーヌの呪い」を診断されたレオとその両親を記録した作品『私たちの受難』が並ぶ。

なお、アワード対象作品となる10作品の中から、審査員により1作品が優秀賞に選定され、6月17日(日)の映画祭アワードセレモニーで発表される。

特別上映作品

『ヒューマン・フェイス』

『ヒューマン・フェイス』

『ヒューマン・フェイス』

『ヒューマン・フェイス』
(Aline Pimentel監督/13:46/アメリカ/ノンフィクション/2017年)
第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞した辻一弘を追ったノンフィクション作品。本作では、辻と共に映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたゲイリー・オールドマンだけでなく、同年『シェイプ・オブ・ウォーター』で作品賞・監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロもコメンタリーとして参加している。

『SETOUCHI THE MOVIE』

『SETOUCHI THE MOVIE』
(大里洋吉監督/19:35/日本/ノンフィクション/2018年)
本広克行監修。SETOUCHIは、日本の中心に位置する穏やかな内海。日本の始まりの場所として神話に残され、人や文化の往来の絶えない海。しかし近代化の中で負の遺産も抱えた。この場所から世界へ、平和への願いを描く。
写真:Beyond the Borders – Tide ©Lin Shuen Long

『私たちの受難』

『私たちの受難』
(Tomasz Sliwinski監督/27:00/ポーランド/ノンフィクション/2013年)
第87回(2015)米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画部門ノミネート。先天性中枢性肺胞低換気症候群、別名「オンディーヌの呪い」を診断されたレオ。彼と両親を記録したノンフィクション作品。
コンペティション上映作品

※抜粋

『喪失のあと』

『喪失のあと』
(Naomi Iwamoto監督/24:41/アメリカ/ノンフィクション/2017年)
奥深いインタビュー、観察シーン、貴重な家族写真などが織り込まれた―。『LOST&FOUND』は、その人なしでは生きられないと思っていた人がこの世を去った後何が起こったのか、デリケートな質問と共に、年老いた未亡人の心の奥深くを映し出す。

『母』

『母』
(Jennifer Zheng監督/4:49/イギリス/ノンフィクション/2016年)
大人にならないと分からない事がある。中国人の母とイギリス生まれの娘が始めて大人として話す時、幼少期の文化の誤解に新たな光が照らされる。

『38度線の第九』

『38度線の第九』
(Catherine Lee監督/17:40/アメリカ・韓国/ノンフィクション/2017年)
名門ジュリアード音楽院で学んだバイオリニスト、ウォン・ヒュンジュンは北朝鮮と韓国の音楽家によるベートーベン第9交響曲の演奏を実現するため奮闘する。両国の行き来は禁止されているため、実現するには世界で最も軍事的だと言われる国境、38度線をまたがなければならなかった。

『島の美よう室』

『島の美よう室』
(山里孫存監督/ 25:00/日本/ノンフィクション/2018年)
小さな島に旅の男がやってきた。島に髪を切る場所が無くて島民が困っている事を知った男は、毎月10日間だけ島に通うようになった。男は美容師だった。まるでおとぎ話のような、島に通いつづける美容師の9年間の物語。


ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018は2018年6月4日(月)~24日(日)に表参道ヒルズ スペースオー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、シダックスカルチャーホール、六本木ヒルズ ヒルズ カフェ/スペースほかで開催!
 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018公式サイト