狂気と混乱がのたうつ現代に生きる若者による若者と若者の親たちのための映画『Noise』が2019年にテアトル新宿にて公開されることが決定した。

舞台はポップカルチャーの聖地・秋葉原。10年前の6月8日に起こったショッキングな事件をモチーフに、絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは・・・。ミスiD2015でミスiD賞を受賞してマルチに活躍中の篠崎こころと、安城うららがW主演を務める。小規模予算ならがも、4Kカメラを使用して撮影され、秋葉原の街と人々の織り成すドラマを密度の高い映像と繊細な色彩で表現している、人類史上最も凄惨な今を生きる世界の若者たちから圧倒的支持を獲得している同時代映画。

本作でメガホンをとるのは、15歳のときの親友の自殺とテレビに映し出された秋葉原無差別殺傷事件とのリンクし、すぐさま脚本を書きはじめ、8年をかけて映画を完成させた、本作が初長編監督作品となる松本優作。現代社会の明と暗をあぶり出す強烈な色と光の映像に、人気 DJ・banvoxが心底作りたかったというサウンドがリンクする。

また、本作は第41回モントリオール世界映画祭、第25回レインダンス映画祭などでの上映によって日本映画ベスト1・アジア映画ベスト4を獲得、第18回ニッポンコネクションでは6月3日夜の最終上映にもかかわらずチケットがソールドアウトとなった。

松本優作監督


映画『Noise』は2019年にテアトル新宿にて公開!
企画・監督・脚本・編集:松本優作
出演:篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、岸建太朗、仁科貴、小橋賢児、布施博
配給:マコトヤ
©「Noise」製作委員会