別所哲也、岩田剛典

『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台挨拶が6月30日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、『ファンキー』に主演の岩田剛典と、SSFF & ASIA代表の別所哲也が登壇した。

今回、6つの短編のうちの1つ『ファンキー』に出演している岩田。本作の台本を初めて読んだときには「かなり奇抜でインパクトがある作品だと思った」と振り返り、「クエスチョンマークが浮かんだけど、監督に聞いたら全部ゴールが見えていた」と石井裕也監督との共同作業であったことを明かした。

また、タイトルにもなっている“ファンキー”について、「ファンキーってこういうことなんだ」と感想を語る別所だが、岩田は「いまだに分からない(笑)」と明かし、笑いを誘った。さらに本作では、全編を通してサングラスをかけているシーンが多く、「目のお芝居が伝わらない苦労がありました」と語る岩田。「17~8分という尺の中で、ワンシーンワンシーンで説明する情報量を詰め込まなければいけない」と短編ならではの難しさを語った。

劇中では、水中で服を脱ぐシーンやダンスに挑戦している岩田だが、別所は「『どこまで脱がせるの?』というお話をしていました。撮影が終わった後も、『全部脱げちゃってないよね?』と」と岩田の撮影現場が気になっていた様子。水中のシーンでは麻生久美子と共演しており、ともに水中にもぐっているため「絶対に失敗できないぞ、という気持ちでやりました」と振り返った。

さらに岩田は“最近ファンキーだと思ったことは?”という質問に「仕事でフランスに行ったんですけど、昼からワインを飲むんです。国民性の違いというか、ファンキーですよね」と語った。

最後に岩田は「大学時代に、大学の先輩でもある別所さんにインタビューをさせていただいたことがあるんです。今回運命的なものを感じていて、こうした形で映画を発表できることがうれしいですし、新しい音楽の聞き方も提示できる作品になったと思います。劇場でしか聞けない新曲だったり、そういったはぴょうの仕方も新しいエンターテインメントの形としてお届けて来たら」と本作をアピールした。

詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト《-CINEMA FIGHTERS project-》の最新作。小竹正人による6つの詩から生まれた6つの新しい楽曲をEXILE TAKAHIRO、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、JAY’ED & 鷲尾伶菜、DANCE EARTH PARTY、DEEPが歌う。松永大司監督の『カナリア』には、TAKAHIRO、塚本晋也、夏帆、石井裕也監督の『ファンキー』には岩田剛典、麻生久美子、池松壮亮、安藤桃子監督の『アエイオウ』には白濱亜嵐、木下あかり、奥田瑛二、平林勇監督の『Kuu』には石井杏奈、山口乃々華、坂東希、Yuki Saito監督の『Our Birthday』には青柳翔、佐津川愛美、芦名星、岸本司監督の『幻光の果て』には、山下健二郎、加藤雅也、中村映里子と豪華キャストが集結。

【取材・写真・文/編集部】

岩田剛典

岩田剛典

別所哲也、岩田剛典

別所哲也、岩田剛典

別所哲也、岩田剛典


映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』は全国で公開中!
配給:LDH PICTURES
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