『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の初日舞台挨拶が8月18日(土)に丸の内TOEIで行われ、梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、森川智之、よゐこの濱口優と有野晋哉、さらにスペシャルゲストとして乃木坂46の山下美月と与田祐希が登壇した。

今回、初映画化された本作の記念すべき初日を祝い、〈七つの大罪〉の団長・メリオダスの声優を務める梶裕貴をはじめ、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和ら大罪人であり伝説の騎士団〈七つの大罪〉メンバーのキャスト7名全員が初めてステージに揃った。またエリザベスの声優・雨宮天、ホークの声優・久野美咲、劇場版オリジナルの敵役〈黒の六騎士〉のリーダー・ベルリオンの声優を務めた森川智之も登壇。応援隊長のよゐこの二人や、主題歌を担当した乃木坂46の山下美月、与田祐希がスペシャルゲストとして駆け付ける豪華な舞台挨拶となった。

冒頭の挨拶で、坂本が「こんなことが次はあるかわからない(笑)」というほど豪華なキャストがそろった今回の舞台挨拶は、森川が「この中で唯一の悪役で、アウェイな感じはしますが、中の人はいい人です」と笑いを誘うなど、和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。

“印象に残っているセリフは?”という質問に、「名シーン、名セリフがたくさんある作品」と選ぶのに悩んだ様子を見せる中、劇中で久野が演じるホークのセリフを挙げた悠木は「生とんとこしてよ!」と言うと、久野は自身のセリフを生披露。さらに鈴木も「いつか必ずお前を奪う」と披露すると、観客からは大きな声援が寄せられた。

また、“「七つの大罪」の魅力を一言で言うと?”という質問に、高木「化学反応」、鈴木「食と酒」、久野「とんとことんとこ」、雨宮「信頼関係」、森川「平成最後の夏」、悠木「合技」、坂本「声」と挙げ、梶は「愛」と書き、「男女間の愛情、男同士・女同士の友情も含まれている。それが描かれているのが素敵だと思います」と説明。そんな中で福山は「梶」と書き、会場を沸かせた。

ここで、主題歌を担当した乃木坂46の山下美月と与田祐希が駆けつけ、メリオダス役の梶に花束を贈呈した。さらに二人には“天空を一緒に旅をしたいキャラクターは?”という質問が投げかけられ、山下は料理が得意なバンを挙げ「最近全然お料理をしていなくて偏った生活になりがちなので、一緒に旅をしておいしいお料理を作ってもらって、スパルタコーチでお料理を教えてもらえたらいいな」とコメント。これにバン役の鈴木は「うれしいですね」と笑顔。さらに“バンで言って”という声に、鈴木は「おれにはエレインがいるんだよ」とバンのセリフ風に話し、会場は歓声に包まれた。

続く与田は「安全な旅ならホークちゃん。安全ではない旅ならメリオダス。危険だったら守ってほしいと思うんですけど、ホークちゃんは癒しなので大好きです」と語り、これに“ホークどう?”という登壇者からの振りに、ホーク役の久野は「ありがとうございます~」といつもの久野の声で答え、「それ久野ちゃんじゃないの!(笑)」とツッコまれるなど爆笑となった。

最後に梶は「4年以上の歳月をかけて作った作品の映画化ということでうれしく思っています。何度も足を運んでいただければと思います」と本作をアピールした。

累計2800万部突破の大ヒットコミックを原作者・鈴木央描き下ろし完全新作オリジナルストーリーで映画化した本作。現在放送中のTV新シリーズ「七つの大罪 戒めの復活」(MBS/TBS系全国ネット、毎週土曜日6:30)は、すでに3度目のTVアニメ化であり、満を持しての劇場アニメ―ション化となる。剣や魔術のド派手なアクション、互いを支え合う仲間たちの熱い絆、そして涙なしには見られない胸を打つ感動的なストーリー―その全てがぎゅっとつまった痛快無比のヒロイック・ファンタジー。

【取材・写真・文/編集部】


映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ』は2018年8月18日(土)より全国で公開!
総監督:阿部記之 監督:西片康人
原作:鈴木央(講談社「週刊少年マガジン」連載)
声の出演:梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、代永翼、戸松遥、森川智之
配給:東映
©鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会