“美女とオタク”の大純愛スペクタクル『3D彼女 リアルガール』の特別映像「筒井×えぞみち篇」が解禁された。

派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉と、リア充とは程遠いアニメやゲームの世界に没頭するオタク高校生“つっつん”こと筒井光による大純愛スペクタクル。色葉を中条あやみ、光を佐野勇斗が演じる。メガホンをとるのは英勉。『ヒロイン失格』のスタッフが再集結し、パワーアップしたラブコメがスクリーンに帰ってくる。

今回解禁された映像は、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光と、彼が愛するアニメ「魔法少女えぞみち」に登場するヒロイン・えぞみちにフォーカスを当てた特別映像。映画の重要なシーンで度々登場するえぞみちの声を担当したのは、声優としても素晴らしい技量を持つ神田沙也加。えぞみちは、筒井にとって心の支えとなるメンター的な存在で、制作陣が原作にほれ込んだ理由の一つでもある。「~~べさ」という特徴的な語尾で話し、筒井の部屋にはえぞみちのグッズが溢れている。時々、現実世界へと飛び出し、筒井に毒づいたり、悪魔的なささやきをしたり―。

筒井とえぞみちの会話シーンについて「誰もがきっと一度は妄想したであろうシチュエーションを、自分の声で実現できるというのはすごく嬉しかったです。筒井君と隣にいるように、友人関係のようなテンポ感を守りながら喋れたと思います」と話す神田。筒井については「最っ高じゃないですか?色葉ちゃんとつっつんだったら、つっつんの方が(性格が)近いと思っていて。是非友達になりたいです」とコメントしている。

神田のアフレコ収録とインタビューに続いて、映し出されるのは筒井を演じた佐野のメイキング映像。英監督はえぞみちをCGのような立体の姿ではなく、平面に存在させることにこだわり、アニメーションパートは旭プロダクションに依頼。平面のアニメーションが現実と融合するという表現に、実写チームとアニメチームが粘り強く密にコミュニケーションを取り、作業が重ねられた。筒井を演じた佐野は、その場に存在しないえぞみちと対話しているように演技せねばならなかったが、ワイヤレスのイヤホンから聞こえる代役の台詞を参考に見事に演じ切った。佐野と神田の見事な演技力と制作チームの苦労のかいあって、実写版ならではのえぞみちが誕生した。

佐野は撮影を「こんなこと中々ないのでどうなるのかなと思ったんですけど、聞こえてくる声と本当に会話ができたので、一人でやっているというよりも二人でやっているという感覚になり、やりにくさとかは全然感じなかったです」と振り返っている。

特別映像

映画『3D彼女 リアルガール』は2018年9月14日(金)より全国で公開!
監督:英勉
原作:那波マオ「3D彼女 リアルガール」(講談社「KCデザート」刊)
出演:中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、三浦貴大/神田沙也加(声の出演)、濱田マリ、竹内力
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ©那波マオ/講談社