2017年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞受賞『Jusqu’a la garde(原題)/Custody(英題)』が『ジュリアン』の邦題で来年1月25日(金)より公開されることが決定した。

家族の関係を描いた繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲う傑作サスペンスである本作。フランス映画界の新星グザヴィエ・ルグランの長編監督デビュー作。主人公は、離婚した父親アントワーヌと母親ミリアムの間で揺れ動く息子ジュリアン。まだ11歳の彼は母親を守るために必死で嘘をつき続けるが―。親権問題で家族の関係に緊張が走る中、映画は想像を超える衝撃の展開をみせていく。

今回解禁されたポスタービジュアルは、口を真一文字に結び、寡黙な表情を浮かべるジュリアンと、父親と母親が真剣なまなざしで何かを訴えている姿が捉えられており、ジュリアンの置かれている状況の複雑さを想起させる。

第74回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞し、本国フランスで40万人動員のロングランヒット。そして、アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは94点の高評価を得ている注目作。本作が長編デビューにして、名誉ある映画祭で数々の賞を総なめにしたルグラン監督は「子どもが何か言うのではなく、何かを隠さなければならない状況を大事にした」と語っており、ジュリアンの苦悩する表情から伝わる“物言わぬ名演技”が本作の見どころの1つでもある。昨今の日本でも問題視されている親子の在り方を問う作品に仕上がっている。

ストーリー

両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていく。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。

映画『ジュリアン』は2019年1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町か全国で順次公開!
監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン
出演:レア・ドリュッケール、ドゥニ・メノーシェ、トーマス・ジオリア、マティルド・オネヴ
配給:アンプラグド
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