日本の漫画原作が韓国映画で新たに蘇る―『リトル・フォレスト 春夏秋冬』が来年初夏に公開されることが決定した。

大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿を描いた“読んで美味しい”と話題の大人気漫画・五十嵐大介の「リトル・フォレスト」。橋本愛主演で2部作の映画が公開された大人気作品が、海を越えて韓国でリメイクされた本作。都会の生活に疲れ、故郷に戻るヒロインを瑞々しく演じるのはキム・テリ、そして若手俳優のリュ・ジュンヨルが共演する。メガホンをとるイム・スルレ監督が、田舎で過ごす特別な四季を優しく映し出し、心を和ませる感動で包み込む。

主演を務めるキム・テリは、パク・チャヌク監督『お嬢さん』のオーディションで1500分の1の競争率を勝ち抜き、センセーションを巻き起こした。本作では、都会の生活に疲れ、故郷に戻るヒロインを瑞々しく演じており、『お嬢さん』や、現在絶賛公開中の『1987、ある闘いの真実』では見られなかった20代の明るく初々しい姿を捉えている。共演のリュ・ジュンヨルは、日本でも大ヒットした『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』ほか、韓国映画界に欠かせない若手俳優。

今回、本作の特報映像とティザーポスタービジュアルが解禁された。“冬”雪に包まれた故郷に帰ってきた主人公ヘウォンの姿とともに「帰ってきた、故郷に」という台詞から始まる本映像。“春”には新緑の野菜とチーズにエディブルフラワー(食用花)を添えた爽やかなパスタを食べ、“夏”は水撒きをしながら犬を追いかけ、“秋”は夜長と共に友人とお酒を楽しむという、都会の忙しい暮らしから抜け出してきたヘウォンが、悩みながらも田舎ならではの四季を生き生きと暮らす姿が映し出される。

ストーリー

恋愛、就職と何一つ思い通りにいかない主人公ヘウォン(キム・テリ)が、何もかもを後にして故郷に帰り、幼馴染のジェハ(リュ・ジュンヨル)、ウンスク(チン・ギジュ)と共に、春夏秋冬・特別な四季を送り、新たな自分の生き方を探していく。厳しい現実に疲れ、イライラする都会の生活をしばらく離れて故郷に戻り、幼馴染と再会し、四季の美しい風景の中で旬の食材を使って料理を作り、農業をするなど丁寧な暮らしを心から楽しむ主人公の姿は、同じく日常に疲れているであろう観客たちにとって活力と癒しを与えてくれる。

特報映像

映画『リトル・フォレスト 春夏秋冬』は2019年初夏にシネマート新宿ほか全国で公開!
監督:イム・スルレ
原作:五十嵐大介「リトル・フォレスト」(講談社「アフタヌーン」)
出演:キム・テリ、リュ・ジュンヨル、チン・ギジュ
配給:クロックワークス
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