最新作『ルイスと不思議の時計』の公開を控えたジャック・ブラックが、ハリウッド殿堂入りを果たし、9月18日[現地時間]に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にて自身の名前が刻まれた星形プレートを披露した。

『ルイスと不思議の時計』でジャック・ブラックが演じるのは、両親を亡くした少年ルイスと古い屋敷で一緒に住むことになる叔父のジョナサン。二流のポンコツだが、不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマンも魔女・・・ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、二人の魔法使いと “時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか?

今回、ジャック・ブラックがハリウッド殿堂入りを果たし、9月18日[現地時間]に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた星型のプレートが埋め込んである「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にて、自身の名前が刻まれた星形プレートを披露した。

『ルイスと不思議の時計』でタッグを組んだイーライ・ロス監督をはじめ、『バーニー みんなが愛した殺人者』(2013)でタッグを組んだリチャード・リンクレイター監督など過去にブラックと共演した俳優やタッグを組んだ監督、プロデューサー等もお祝いに駆け付けた会場で、星形プレートが贈呈され、大きな歓声に笑顔で応えたブラックは「子供の頃から、この道に自分のスターを埋め込むことが自分の夢でした。今日の式典には誰も来ないと思っていたら、こんなにたくさんの人が来てくれて、感動です。今日は、この日を記念して、引退を表明したいと思います。だって、もうこのスターもらったんだもん!!(笑)これからは、ダイエットと体力強化に努めます。もう、すでに引退する人っぽいヒゲも伸ばしているし(笑)今後は、本当にスゲー作品がくるまでは“ダニエル・デイ・ルイス”的に引退を決め込もうと思っています(笑)冗談はさておき、みなさん愛しています!ドナルド・トランプ以外は全員!I LOVE YOU!」とユーモアたっぷりにスピーチをし、会場を沸かせた。

『スクール・オブ・ロック』(2003)や『カンフーパンダ』シリーズ、最近では全米で大ヒットを記録した『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2018)でのシェリー・オベロン教授役も記憶に新しいブラック。常にユーモア溢れる演技で、観る者を魅了し続けるブラックだが、本作で演じるポンコツで頼りないけど、誠実で憎めない魔法使いジョナサンおじさんもまた新しい彼のハマリ役になるに違いない。ちょっぴり不気味なめくるめく魔法の世界で、ブラックがどんな演技をみせるのかに期待だ。

ジャック・ブラック、イーライ・ロス監督


映画『ルイスと不思議の時計』は2018年10月12日(金)より全国で公開!
監督:イーライ・ロス
出演:ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクラン
配給:東宝東和
©2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC