後列)石井杏奈、坂東希、楓、YURINO、SAYAKA、須田アンナ、山口乃々華
前列)武部柚那、藤井夏恋、岩田剛典、杉咲花、鷲尾伶菜、佐藤晴美

『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の公開直前イベントが9月26日(水)に都内で行われ、岩田剛典、杉咲花と主題歌を担当するE-girlsが登壇した。

イベントには、本作でW主演の岩田剛典と杉咲花に加えて、主題歌「Perfect World」を歌うE-girlsのメンバー(SAYAKA、楓、藤井夏恋、YURINO、須田アンナ、鷲尾伶菜、坂東希、佐藤晴美、石井杏奈、山口乃々華、武部柚那)が登壇し、主題歌を生披露。さらに、撮影時のエピソードや主題歌の収録秘話について語られた。

暗転したステージに登場したE-girlsの主題歌生パフォーマンスから華々しく始まった今回のイベント。会場を埋め尽くした観客は、迫力のあるダンスと、胸にしみる歌詞に、思い思いに盛り上がりを見せた。

続けて登場した岩田と杉咲は、このパフォーマンスを舞台袖で見ていたようで、岩田は「正面で見たかった」と言うほどこのパフォーマンスに魅了されていた様子。また、最近E-girlsのライブに行ったという杉咲は「E-girlsさんの虜になっていたんですけど、今日はなかなか見れない場所から見れて、こんな経験なかなかない」と興奮が冷めやらない様子だった。

ここで再びE-girlsのメンバーが登場すると、観客からは大きな歓声が寄せられた。主題歌「Perfect World」について、「これ以上ないくらいに映画と音楽がマッチしている」という岩田。さらに「パフォーマンスを見て感動してしまって、すごい時間だなと思って噛みしめています」と語った。E-girlsの鷲尾は「切なくも温かい気持ちになれるラブストーリーだったと思いました。素敵な作品に関わることができて感謝しています」と映画の感想を交えながらコメントした。

そんなE-girlsのメンバーは、全員で揃って本作を鑑賞したようで「目が真っ赤になって出てきました」というほど感動した様子。藤井も「いつか本当の愛をつかめたらいいなと思いました」とコメントし、これには「まだつかめていないようですね」とツッコミが入り、会場を沸かせた。

また、E-girlsのメンバーで、杉咲とは高校の同級生だという坂東。杉咲は「学校の帰り道とかで、“いつか私が出た作品で、のんちゃんたちが主題歌できたらいいね”って話していて、その夢がかなって本当にうれしい」と笑顔を見せた。さらに“宣伝隊長”として坂東が活動すると聞き、杉咲は「ちょっと恥ずかしさもありますが、お願いします」と照れ笑いを浮かべた。

“人生で泣きそうなくらい感動したエピソード”について聞かれた杉咲は、本作のクランクアップ時に「岩田さんが先に終わっていて、時間が合えば現場に駆けつけてくださろうとしていたと聞いて、すごくうれしかった」と振り返り、岩田は「間に合ったらかっこよかったかもしれないんですけどね」と返し、笑いを誘った。

また、岩田は自身の“三代目JSBオーディション合格”を挙げ、「張りつめていたので、いきなり涙がドバっと出た。あの経験はそうそうできない。その時の記憶がいまだに鮮明に残っています」と語った。

最後に岩田は「誰かに感情移入できる作品だと思います。このような作品に関わらせていただいてうれしく思います。何よりも、花ちゃんがかわいいと思います。花ちゃん史上、もっともかわいい映画なんじゃないでしょうか」と杉咲を大絶賛、杉咲は「明日が来るという喜びだったり、大切な人がいる尊さを感じられる作品。大切な人をより大事にしたい作品です。ラストシーンにぴったりのE-girlsさんの楽曲が流れて初めて映画が完結する。映画も主題歌もどちらも楽しんでもらえたらうれしいです」と本作をアピールした。

本作は、7年ぶりに再会した初恋の人が、車イス生活を送っていた―という設定から始まる純愛ストーリー。突然の事故で下半身に障がいをもち、車いす生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹をEXILE/三代目J Soul Brothersのメンバーとして人気の岩田剛典、初恋の先輩である樹を一途に思い、悩み、もがきながらも前を向いて生きていこうとするインテリアコーディネーター・川奈つぐみを若手演技派女優・杉咲花が演じる。杉咲は本作が初主演となる。

【取材・写真・文/編集部】


映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は2018年10月5日(金)より全国で公開!
監督:柴山健次
原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載)
主演:岩田剛典、杉咲花、須賀健太、芦名星、マギー、大政絢、伊藤かずえ、小市慢太郎/財前直見
配給:松竹、LDH PICTURES
©2018「パーフェクトワールド」製作委員会