『あのコの、トリコ。』の初日舞台挨拶が10月5日(金)にTOHOシネマズ 新宿で行われ、吉沢亮、新木優子、杉野遥亮、宮脇亮監督が登壇した。

ついに初日を迎えたこの日に行われた舞台挨拶では、「雫のためならなんだってできる」という頼のカッコいい姿が印象的な本作にちなみ、映画のヒットを祈願して「映画ヒットのためならなんだってできる!」トリコボックスを用意。中には公式サイトにて集められた指令が入っており、くじをひいたキャストが指令をこなす企画で盛り上げた。さらに10月5日が誰かをトリコにする恋愛の日として“トリコの日”と日本記念日協会によって正式認定されたことが発表された。

客席後方の扉から登場した3人だが、ステージに上がった吉沢は「みなさんの顔を見てホッとしています」と笑顔で挨拶した。昨年の6月に撮影したという本作だが、今回の舞台挨拶が3人がそろって登場するのは初めて。とても仲がよさそうに見える3人だが、吉沢は「(杉野)遥亮とごはん行ったら人見知りされた。敬語で話しかけてきて、こんなに月日が経っちゃんたんだな」と笑いを誘った。

それに対して杉野は「1か月くらい前に取材があって、そこで距離感をつかみました」と、人見知りを認め、新井は「今日打ち合わせの前に3人並んで座っていたら、『元気?』って。あんなに人見知りだったのに。元気でよかったです」と、この日は打ち解けていたことを明かし、会場はさらに笑いに包まれた。

ここで、“トリコボックス”が登場し、登壇者に指令が出されることに。初めにひいたのは「ゆんぴょ(新木優子)のいいところを挙げて」というもので、これに杉野は「すごく強いところ」と答え、会場は大爆笑に。杉野は続けて「負けず嫌いもそうなんですけど、さっきも『元気?』って言ったら、『え、なに?』みたいな」とコメントし、これに新木は「誤解を招く!(笑)」とツッコミを入れ、杉野は「女性らしい強さが魅力的だと思います」と付け加えた。

続けて、“トリコダンス”を披露してほしいという指令に、吉沢と新木、杉野と宮脇監督がペアとなり、音楽に合わせて「トリコ」のサビの部分を披露。ダンスを見た観から客は大歓声を寄せられた。また、次に“みなさんで投げキッスを”という指令に、4人がそろって客席に向かって投げキッスを送り、これには観客からも悲鳴のような歓声が沸き起こった。さらに、吉沢にMCをやってほしいという指令に、MCから台本を受け取って引き継いだ吉沢。見事なMCぶりを披露し、観客からは拍手が送られた。

ここで、この日が“トリコの日”に認定されたことが発表されると、吉沢は思わず「普通にやばくない、それ」とポツリ。続けて「出演させていただいた映画が認定されるなんて、今まで全く経験がない」と驚きを隠せない様子だった。最後に吉沢は「日本中を“トリコ”にする映画になれば」とメッセージを送った。

地味で冴えないメガネ男子・頼が大好きなあのコ・雫のためにかっこよく変わっていく様子、そして、頼と雫、昴の幼なじみ3人が恋と夢を追いかける本作。2018年7月より待望の続編連載も決定している大ヒットコミックがを実写映画化。主人公の鈴木頼を吉沢亮、頼が一途に思いを寄せるヒロインの立花雫を新木優子、頼のライバルで超人気イケメン俳優・東條昴を杉野遥亮が演じる。この秋、恋と夢を追いかけるすべての人をトリコにする、シンデレラ・ラブストーリーが誕生する。

【取材・写真・文/編集部】


映画『あのコの、トリコ。』は2018年10月5日(金)より全国で公開!
監督:宮脇亮
原作:白石ユキ「あのコの、トリコ。」(小学館「Sho-Comiフラワーコミックス」刊)
出演:吉沢亮、新木優子、杉野遥亮、水上剣星、大幡しえり・内田理央、古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗
配給:ショウゲート
©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会