第23回釜山国際映画祭が10月4日に開幕し、『寝ても覚めても』に出演する東出昌大と唐田えりかがレッドカーペットに参加した。

5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門選出に続き、トロント国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭、ニューヨーク
映画祭、ロンドン映画祭と各国の映画祭に出品されている本作。今回、10月4日に開幕したアジア最大級の映画祭である第23回釜山国際映画祭で正式上映されるのに先駆けて、レッドカーペットイベントに、主演の東出昌大と、ヒロインの唐田えりかが登壇した。

空港到着時から大きな歓声で迎えられ、ホテルにチェックインする際にも人だかりができるなど韓国でも大人気の東出昌大。唐田えりかとともに会場に着くと、カンヌ映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュヌとも再会。日本でも大舞台での舞台挨拶に慣れている二人だが、さすがに満席の会場をみると、「おー!凄い!」と感嘆の声をあげた。レッドカーペット登壇時に二人の名前が読み上げられると、会場からは割れんばかりの拍手と大きな歓声が響き渡り、レッドカーペットでは手を振るたびに大きな歓声が上がった。

チャン・ドンゴン、ヒョンビン、イ・ナヨン、ナム・ジュヒョク、坂本龍一ら豪華スターが列席したオープニングセレモニーの中でもひときわ華やかな二人のレッドカーペットとなった。会場にはプライベートで駆けつけた本作に出演する渡辺大知が二人に歓声を送るという一幕も。

釜山国際映画祭では、10月6日(土)12:00より野外舞台挨拶として、東出昌大と唐田えりかとともに渡辺大知が参加して舞台挨拶が行われるほか、13:30より韓国プレミアとなる公式上映が行われ、上映後には観客からの質問に答えるQ&Aに東出と唐田が登壇予定となっている。

東出昌大 コメント

モデルをやっていたので、随分とレッドカーペット的なものは歩いてきましたけど、やはりアジアの最大級の釜山映画祭、色んな国の俳優さん、監督さん、映画祭の方々がいて凄く華やかだな、と感じました。

唐田えりか コメント

韓国でも活動してきたので、釜山映画祭のオープニングセレモニーのレッドカーペットを歩くことができたのはとても嬉しかったです。いつも映画とかで観ている俳優さんたちを間近に見ることができて楽しかったです。

惹かれあう亮平と朝子―。朝子がかつて運命的な恋に落ちた恋人・麦と、亮平は顔がそっくりだった―。本作は、二人の同じ顔をした男とその間で揺れ動く女の物語。主演・東出昌大が、同じ顔をしていながらもタイプの違う男・亮平と麦という一人二役に初めて挑み、唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。メガホンをとるのは、前作『ハッピーアワー』でその名を世界に轟かせた気鋭・濱口竜介監督。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、海外メディアに絶賛された。


映画『寝ても覚めても』は全国で公開中!
監督:濱口竜介
原作:柴崎友香「寝ても覚めても」(河出書房新社刊)
出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
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