ベルリン国際映画祭やサンダンス映画祭などで多数受賞した『ゴッズ・オウン・カントリー』が来年2月2日(土)より緊急拡大公開されることが決定した。

今年7月に開催された「第27回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」でのジャパンプレミアは700席分のチケットが即完、さらに個人で上映権を買い付けて5回のみ行われた上映がすべて満席となるなど「観たくても観られない」とも言われた本作。青年ジョニーは、老いた祖母と病気の父に代わって牧場を管理するが、孤独でやり甲斐を感じられない日々を、酒と行きずりの不毛なセックスで紛らわす。ある日雇われた季節労働者のゲオルゲと衝突するが、羊に優しく接する彼に、ジョニーは感じたことのない感情を抱き、突き動かされていく―。

本作は、2017年1月にワールドプレミア上映となったサンダンス映画祭で監督賞を受賞。ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門で上映し、ドイツのLGBT雑誌「MÄNNER」読者賞を受賞。他にも、英国インディペンデント映画賞作品賞受賞、英国アカデミー賞ノミネートなど、名だたる映画祭を席巻してきた。

そして今回ついに来年2月2日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマほかにて全国で緊急拡大公開されることが決定した。

ストーリー

青年ジョニー(ジョシュ・オコナー)は、老いた祖母(ジェマ・ジョーンズ)と病気の父(イアン・ハート)に代わって、ヨークシャーにある牧場をひとりで管理している。孤独でやり甲斐を感じられない寂れた牧場での日々の労働を、酒と行きずりの不毛なセックスで紛らわすジョニー。ある日、季節労働者のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)が羊の出産シーズンに雇われる。初めは衝突する二人だったが、羊に優しく接するゲオルゲに、ジョニーは今まで感じたことのない感情を抱き、突き動かされていく・・・。

映画『ゴッズ・オウン・カントリー』は2019年2月2日(土)より全国で公開!
監督・脚本:フランシス・リー
出演:ジョシュ・オコナー、アレック・セカレアヌ、ジェマ・ジョーンズ、イアン・ハート
配給:ファインフィルムズ
© Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017